2026年6月17日に“ちゃくら”がメジャーデビューミニアルバム『GIRLS BAND NEVER DIE』をリリース! 昨年9月24日に配信リリースされた「嫌気」他、ミドル、エモーショナル、ポップス、あらゆる角度のジャンルで枠にはまらない新曲5曲を含む全6曲が収録。成長著しい彼女達が真っ向勝負するデビュー作品が完成しました。
さて、今日のうたではそんな“ちゃくら”のワキタルル(Ba.&Cho.)による歌詞エッセイを3週連続でお届けします。最終回は、収録曲「ドール」と「社会の左」にまつわるお話です。それぞれの歌詞に込めた自身の思いは…。
◆紹介曲「ドール」
作詞:ワキタルル
作曲:ワキタルル
「社会の左」
作詞:ワキタルル
作曲:ワキタルル
◆メジャーデビューミニアルバム『GIRLS BAND NEVER DIE』
2026年6月17日発売
<収録曲>
「ドール」
また両親に心配されるような曲を書きました。
「死にたくなったとき初めて愛に気づけるわ」
切実にそんな訳はない。 あってたまるかい。
ちゃくらの既存の曲を聞いたらすぐに分かることだけれど、 私は穏やかな恋をできたことが無い。 理由は簡単で少し自分と似た貧しい心を持っている人に惹かれ、私だけは君に愛される気がする、私だけは君を変えられる気がすると、期待し続けて愛し過ぎてしまう。結果離れるタイミングを失い執着に変わるという馬鹿の象徴みたいなことだ。
頼りにされると嬉しくなってしまうし
好きな人の願いは全部叶えてあげたいし
一人で泣いているなら何時でもどこにでも会いに行きたい
それっておかしいことかな、
正しい人の愛し方が分からない
けどこれも全部君が望んたことだよね、?
「僕が居ないといけなくなって欲しい」
あの日私に言ったその一言で
私は君の求める私に変わったんだよ
何度も自分に恋の形なんて自由だよと言い聞かせてきた
君が求める形を肯定してきた
一緒に踏み外したのだから
一人で幸せになるなんて無しだよ
普通は取り戻せない。お互いにね。
この曲の題名がワキタルルでも良かったくらいに、私が物心ついたころからずっと向き合ってきた悩みをそのまま書いた
どこにもちゃんと話したことがないけれど
ちゃくらとして活動し始めてから何度かストレス性胃腸炎になることがあり、家で倒れてマネージャーを呼んだり、去年一昨年辺りのワンマンの前日には薬を貰ったり点滴を打ってもらったりしていた時期があった。
それは、 自分の才能の無さやずっと間違えた選択を取っている気がすることで、人からのアドバイスという名の押し付けを全て鵜呑みにしてしまっていたから。近くに居た人が言う“ちゃくらの正解”を全て信じてしまっていたから。
とにかく自分に自信がなかった、
別に今も胸を張って道を歩けるような人間では無いけれど、あの頃は自信どころかワキタルルが一体どんな人間なのかすら見失っていた。
切り取って話したい歌詞が無い程に
この曲の歌詞が私の全て、
今回の制作期間また自信がなくなって途方に暮れていたとき、この考え自体を曲にしてみるのはどうだろうとふと思いペンを握ってみたら、歌詞がスラスラと書けて、ギターを手に取ってみたらこれまたスラスラとコードが決まり(私の一番好きなコードCadd9)、数時間で「社会の左」が完成した。
この曲をかける自分で良かったと思えた私は、少しずつ踏み外した道を歩けるようになってきたのかもしれない、
幸せってなんだろうね、
誰かから見たら私も幸せ者か。
右ならえの世界で私は堂々と左に立ち
少しこぼれてしまった君の居場所を作りたい
<ちゃくら・ワキタルル>
◆紹介曲「ドール」
作詞:ワキタルル
作曲:ワキタルル
「社会の左」
作詞:ワキタルル
作曲:ワキタルル
◆メジャーデビューミニアルバム『GIRLS BAND NEVER DIE』
2026年6月17日発売
<収録曲>
1 夏をかける少女
2 生活ごっこ
3 何番目の人
4 嫌気
5 ドール
6 社会の左
7 ちゃくらじお特別編 其の二




