最最最高級のお世話して

 2026年7月29日に“angela”がニューシングル「最最最高級のお世話して」をリリースしました。タイトル曲は、TVアニメ『才女のお世話 高嶺の花だらけな名門校で、学院一のお嬢様(生活能力皆無)を陰ながらお世話することになりました』のオープニングテーマ。ギャップ可愛いお嬢様との、お世話から始まる甘々ラブコメを表現した、キャッチーでキュートな楽曲に仕上がっております。
 
 さて、今日のうたではそんな“angela”のatsukoによる歌詞エッセイをお届けします。綴っていただいたのは、新曲「最最最高級のお世話して」にまつわるお話です。最初に直感で思い浮かんだフレーズから、90秒のアニメサイズに込めた工夫まで。その制作秘話を語っていただきました。



現在放送中のTVアニメ『才女のお世話 高嶺の花だらけな名門校で、学院一のお嬢様(生活能力皆無)を陰ながらお世話することになりました』のオープニングテーマ「最最最高級のお世話して」を制作し、歌唱しておりますangelaのヴォーカルatsukoです。今回はこの楽曲を深堀りしていきます!
 
まず、こちらの作品、主人公に伊月くんと雛子ちゃんが登場します。雛子ちゃんは大富豪のお嬢様。伊月くんはひょんな事から豪邸に住み込みでお嬢様のお世話を行うことになります。コメディーもあり、LOVEな要素もあり、ドタバタもありどんな曲にしよう?と考えた時、まず「最最最高級のお世話してください~♪」の部分の歌詞とメロディーが最初に思い浮かびました。まさにインスピレーションでございます。そんな直感を大事にしたい!!ということで、その部分を活かしながら前後のメロディーや歌詞を肉付けしていくという、ちょっと普段とは違う制作過程となりました。
 
アニメの主題歌は90秒。余韻を持たせるために89秒で作っています。そんな中この「最最最高級のお世話してください~♪」の部分だけで約25秒も使っています。16小節! なかなかに尺を使ってますよ。デモの段階で、ダメもとでアニメ制作サイドに提出し、オッケーをいただけたのでやっちゃいました!
 
ちなみにこの部分は、雛子ちゃんの目線での歌詞になります。「雛子ちゃんはまるで宇宙人」これはangelaの私の相方KATSUさんが言っていたのですが、こんなキャラ普通ではなかなか存在しないので宇宙人という表現になったんでしょう。
 
それ以外の部分は伊月くんの目線で歌詞を書きました。つまり、1曲の中に主人公二人の思いが共存するという二度おいしい楽曲となっております!このコントラストを楽しんでいただきたい!
 
さらに「最最最高級のお世話してください~♪」の部分は、緒方恵美さんの事務所の声優さんたちにお願いして歌っていただきました。私の声との差別化の為です。なぜかレコーディングには緒方恵美さんご本人も「引率の先生」という意味でスタジオまで足を運んでくれました。なんと、贅沢な! しかも余談ですがレコーディング後は緒方さんと呑みにいきました。そんなことってあるんですね(笑)。
 
アニメの主題歌を書き、実際に絵がついたものを見るととても感動します。いまだに、そうなります。今回も、とっても可愛い、歌詞にも寄り添っていただけた絵になっていて高鳴りました。歌詞の中にも「才女のお世話~♪」を組み込み、より作品に合わせたこともありこれも総合芸術なんだなあと感じております。
 
ちなみに89秒のオープニングの中で色々と組み立てていくと、イントロは4小節しか入らないなあ~とか
アウトロはどうしよう?とか考えることがたくさん! これもまた醍醐味ではあります。今回はやってないけど、どうしてもこの秒数内に入らない場合は、可能な限り楽曲のテンポを速くするという強硬手段をとることもあります。テンポを速くすればその分ちょこっとでも隙間ができるから(笑)。アニメソング、色々と考えながら制作しているんですよ~!
 
<atsuko (angela)>



◆紹介曲「最最最高級のお世話して」
作詞:atsuko
作曲:atsuko・KATSU



◆34th Single『最最最高級のお世話して』
2026年7月29日(水)発売