「なぜこんな歌詞なの?」に答えます

 2026年9月9日に“かずき山盛り”がニューミニアルバム『iV かずき山盛り』をリリースしました。SNSで話題を集める彼らが放つ、4作目のミニアルバムには、バラエティ豊かな全8曲が収録されております。
 
 今日のうたではそんな“かずき山盛り”のイサムによる歌詞エッセイを3回に渡りお届けします。最終回では、「なぜこんな歌詞なのか」という問いについての答えを綴っていただきました。ふざけているようで、実は“耳心地”へのこだわりも強い。その独特な歌詞が生まれる背景とは…。



どうもかずき山盛りのイサムです。
 
3回に渡った歌詞エッセイも今回で最終回でございます。
意外と読んでくれてる人がいたみたいで嬉しいです。
 
それでは最終回をどうぞ。
 
 
「なんでこんな歌詞なの?」とよく聞かれます。
 
答えは、マジメな歌詞を書くのが小っ恥ずかしいからです。
人の曲を聴いて「いい歌詞だな」と思うことはあるけど、自分が書くとなると、あんまり共感できないんですよね。しかも、いいことは他の誰か(Blue Mashとか)がたくさん歌ってくれているので。
 
俺は好き勝手やろうと思いました笑
 
ふざけているお手本が身近にあったのも大きいです。昔から聴いていたのがキュウソネコカミとか、夕闇に誘いし漆黒の天使達、四星球みたいな歌詞のクセが強いバンドで、「俺もやってみよー」と思い今に至ります。この3バンドには、俺の人生を狂わせてしまった責任をとってもらいます。
 
じゃあ実際どう書いてるかというと、だいたいネタ先行です。「ライブでこんなギミックあったら面白いな」から考えたり、これ誰もやってないな、を先に潰してみたり。そんな感じです。
 
そして、ふざけてはいるけど、韻と語感、日本語のカクカク感を出さないことにはこだわっていて、耳心地がいいように、実は意外と考えています。
 
歌詞の受け取り方は自由だと思っています。リリースした時点で、こっちが足したり引いたりすることはないし、バックボーンをインタビューで話すことがあっても、聴いてくれた人が思ったことが正解。
 
エヴァみたいに勝手に考察して「いい歌詞」と思って涙してくれてもOKです笑。
 
というわけで、僕の歌詞は考えるより感じるものなわけです。
 
いい歌詞を書きたい人は、こんなエッセイなんか読まずに歌詞カードを見ながらマイヘアを聴いてください。
 
ではまた。
 
<かずき山盛り・イサム>



◆ニューミニアルバム『iV かずき山盛り』
2026年9月9日発売