2026年9月9日に“かずき山盛り”がニューミニアルバム『iV かずき山盛り』をリリースしました。SNSで話題を集める彼らが放つ、4作目のミニアルバムには、バラエティ豊かな全8曲が収録されております。
今日のうたではそんな“かずき山盛り”のイサムによる歌詞エッセイを3回に渡りお届けします。第1弾は収録曲「ポジティブカンフー」にまつわるお話です。身内ノリから生まれた言葉が、4年の時を経てひとつの楽曲になった、その自由な制作秘話とは…。
◆紹介曲「ポジティブカンフー」
作詞:イサム
作曲:イサム
友達とだけ使う、身内ノリのワードってありますよね。
僕にもそういうのがあって、中学生の頃、「牛牛」という駄菓子が仲間内で流行っていました。
僕らは牛牛のCMソングを勝手に作って歌っていました。
今思えば、何がそんなに面白かったのかは全然分かりません。
でも、たぶん僕は昔からこういうことをやっていて、バンドを始めて人前に出るようになっても、その癖が抜けていません。
今回のアルバムに入っている「ポジティブカンフー」も、元々は僕とアズマの間だけで流行っていた言葉です。
遠征帰りの車って、だいたい打ち上げ終わりなので、みんな酔っ払って寝てるんですよ。
そこで僕だけ中途半端に目が覚めてしまって、寝てるメンバーに「ポジティブ足りてるか?」と絡み、カンフーを繰り出してパンチで起こす。
それがポジティブカンフーです。
4年くらい前の話です。
マジで何の意味もありません。
ただ、なぜかこの言葉だけずっと頭に残っていました。
そして4年後、曲になりました。
銅鑼とか二胡とかをマシマシにした中国っぽい曲を作りたかったので、「ポジティブカンフー」という、意味はよく分からないけど強そうな言葉がちょうどよかった。
歌詞もほぼ語感で作っています。
漫画が好きなので、技名とかも入れちゃいます。
僕は他人の歌詞を読んで、「うわ、めっちゃいい歌詞だな~」と思うことは結構あります。
でも、共感できることはあんまりないです。
「ほんまにそんなこと思って書いてんのかな?」と思うことすらあります。
ただ性格が悪いだけかもしれません笑。
でも、歌詞って別に共感しなくてもいいと思うんですよね。
意味はよく分からないけど、なんか口ずさんでしまう。
それだけで十分じゃないでしょうか。
僕自身、作詞するときは「何を伝えたいか」より、「この言葉、なんか耳に残るな」を大事にしています。
普段の生活でも、変な看板とか、友達のくだらない一言とか、そういうものをなんとなく覚えています。
それが何年か経って、曲になったりする。
「なんでこんな曲作ったん?」「どういう意味なん?」って毎回言われてます。
本当にわかりません。
<かずき山盛り・イサム>
◆紹介曲「ポジティブカンフー」
作詞:イサム
作曲:イサム
◆ニューミニアルバム『iV かずき山盛り』
2026年9月9日発売
<収録曲>
<収録曲>
1 ポジティブカンフー
2 GEKIYABAおじさん
3 二次会NINJA
4 my sweet baby ~この世で一番でっけーLOVE~
5 sacrifice
6 サミシーナ
7 モッシュピット施工管理技士
8 本気のマジで




