summer film

夏の匂いに灼かれて
胸は切なさ訪れる
ふらついた 私の身体に
焼き付いたよう

夏の陽射し 眩しくて
風に吹かれて がらんどう
近づいた 私の身体を
擦り抜けるように

夢を見ていた
遠くでは君が笑っていた
それだけ

君が待ちくたびれて
夏の終わりを迎えに行く場面

陽が暮れるまで見惚れていた
裸足のままで 涙も忘れて

夏の匂いに灼かれて
風に吹かれて さらわれ
薄膜、揺れては流れて
壊れて 消えた

夢を見ていた
もう一度、君と笑っていた
手を振るよ

君が待ちくたびれて
夏の終わりを迎えに行く場面

ここで陽が暮れるまで見惚れていた
裸足のままで 涙も忘れて

夕暮れの跡には 熱が去った夢

流されて 追いかけていたのは
赤い空 長い影

なんとなく
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