Sakura Chill

すべりこむ 不確かな季節は
なんとなくぼくたちを変える
いつもより早いペースで
あてもなく ただ歩いていく

缶チューハイ ぶらさげている
はずむ背をただ見つめた
いつもより早いペースで
遠ざかる 闇に溶ける

誰もが知らなかったことがわかった
ような気がしただけだったんだ
本当のことなんてどこにだってないのに
たまたま巡り逢ったら
これが運命じゃない?とかって
舞い上がって思い込んじゃって

あー なんでこんなに囚われてばかりなんだ
もうちょっとどうにかできやしないもんかな
そんなことうだうだ考えているけど
朧に霞んでよく見えやしない

何気なく入ったあの町中華とか
彷徨い歩いた終電のない商店街
いつのまにぼくらは見失ってしまったのかな
宵の淵に気を取られたまま

あー なんでこんなに囚われてばかりなんだ
もうどうにかすることもできないのにな
そんなことうだうだ考えているけど
桜がふくらんで そして剥がれていく

すべりこむ 不確かな未来は
なんとなくぼくたちを変える
いつもより早いペースで
わけもなく ただ歩いていく
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