37.2℃

朝はパン派だったあなたに
少しの期待を混ぜたご飯を
優しさに匂いがあるなら
それをワタシの香水にしよう

その場凌ぎでも 次はなくても
ここで頷き 紙とペンを

あなたが不機嫌に満ちていたとしたら
綺麗な嘘で曖昧を解きたいの
柄じゃない香りを買って名前のない今日を乞うの
強気な言葉じゃ 忘れちゃうんでしょう

おにぎりが似合うワタシに
少しのわがままが入ったジュースを
優しさにカタチがあるなら
それをあなたで型取ったなら

その場凌ぎでも 次はなくても
ここに佇み 白紙に戻す

あなたが不機嫌に満ちていたとしても
再来の冬に顔をうずめたいの
柄じゃない服を纏って名前のない日々を乞うの
弱気な私じゃ 忘れちゃうんでしょう

四角い箱の中で 揺られながらも目に留めた
代わりが効くこの世界で
こんなにも

寝ぼけたわたしにポツリ
世界が春から始まったことに
飽きもしないコノミとともに
37.2の体温に

くたびれを治すことに さよならを見据えるの
古びた靴が 背中を押すようで
柄じゃない言葉を吐いて 咲かない明日を待つの
私の言葉も 忘れちゃうんでしょ
×