Wait for Me,My Ghost

あの虹の橋渡って、空の魚追って。

座り過ぎてヘコんだソファで、愛しそうに眠る君の髪を優しい風で撫でた。

必要無くなった全てを処分しようともしない。
僕だけが消えた部屋で残り香を守っている。

虹の橋渡って、空の魚追って、星の砂を掘って光の中へ。
出来なかった事して楽しい筈なのに、どうしてその腕だけに触れられない。

あんなに重かった足も、今じゃこんなに軽い。
軽過ぎて音もしない足音は君に響かない。

泣かないでと云いたいのに、泣いてくれて嬉しくなる。
透明な影が重なった。
あの頃みたいに抱いて。

虹の橋渡って、空の魚追って、星の砂を掘って光の中へ。
最後に深呼吸して君が眠る時。
必ず迎えに行くから。

僕にはこんな想像でしか書けないけど、そうだったらいいな、
なんて願ってる。
だから、出来なかった事して過ごして下さい。
ふとお互いを脳裏に掠めながら。
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