届カナイユビサキ

ねぇその微笑みに 触れたくて
伸ばした指は 虚空を切る

言葉にならない 微熱の想い
胸の底で 静かに融ける

少しそばにいる それだけで
息の仕方を 忘れてた

叶わぬ恋だと 知りながら
諦観できない 弱さの癖

届かない指先 空に解けて
名前呼ぶ声さえ 霧散して消える

想い続けるだけで 息が苦しい
それでも手放せない 心の糸

見えない繋がりを信じてしまう
あなたの背中をまだ追いかけてる

恋という名の幻覚めなくて
それでもまだ焦がれてる
あなたへの恋情に

手を伸ばす

昨日のあなたの 横顔が
目を閉じるほど 蘇る

思いは枷になり夜の帳で
胸の奥でずっと立ち止まる

求めないまま
求められぬまま

それでも脈打つ恋コドウ
計算できない恋愛定理

触れられない感情 影へ沈んで
言葉にできるなら 涙に変わる
忘れようとするほど 胸が疼いて
それでも心地いい程に舞う切なさ
君のぬくもりだけを探してしまう
消えない傷跡がまだ痛むのに

愛という名の光に惑わされて
他の誰かに...なんて
夜更けがきて焦燥に

また駆られてる

届かない指先 歌へ昇華して
名前呼べなくても胸に響き渡る
想うことそのものが 愛の証明
それでも抱きしめる 心の糸

見えない繋がりを信じてしまう
あなたの背中をまだ追いかけてる
恋という名の幻覚めなくて

それでもまだ焦がれてる
あなたへの恋情に

手を伸ばす
×