風鈴

午前八時 コンクリート 水溜まり
昨日やれば良かったことばかり
生あくび 多めのブラジキニン
「どうせ」ばかり 仰せのままに

湿気も鳴りを潜めた暑さ
午前なのにファストパスで夏は
(後ろめたそうに乾いた枕)
明日くらいで終わり…?

必要以上に自問自答
一個一個 溶け出し一句 キモい理想
辛さが売ってる物だったら
一個も買うわけねーだろバカ
って思ってたマジ バイトで
でも結構持ってる なにこれ?
秋山黄色なんて聞いてんの?
センスいいじゃん

風鈴の音+灰色の街
夏が過ぎ去るわ
乾かしすぎて破れた愛が
駅のぬるい風に靡いて かさんでた

寝起きの小雨で
外に干したシャツを取りに起きた
煩わしさ 溜息になって
終わる予定の恋に似ていた

コンビニの空調が甘かった めちゃくちゃ
(エアコンの温度を下げるくらい?)
下げるくらい
嫌いになるのは簡単だったね

ウッドデッキ 意味もなく割るあのアイス
キャンバスに描く 〇△□

会いに行きたい人なんて居ない休み
ヘアケアしてんのは変?って思い
ベタついた髪 執拗に流し
美学も少し 流れた気持ち

首から肩を伝った汗が
一滴もないと気付いてしまった
焦らすように出た冷汗が
会いたい人を浮かべ (浮かべ!)

風鈴の音-取り返し
を眺めてる夜は
恥ずかしさで焦げそうな心を
冷ます ぬるい風が実に丁度良いのさ

過去に囚われる生き方は痛いけど
ちゃんと選んだならセンスいいじゃん

風鈴の音+灰色の街
夏が過ぎ去るわ
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