松のみどりに 千両(せんりょう)の
赤い実(み)飾る 初舞台
金と銀との 水引きに
心きりりと 引きしめて
初日(はつひ)めでたい 歌いぞめ

咲いて実った 千両の
花にひとつの 無駄もない
清め澄ませた 化粧前
かざる師匠の 顔写真
教えきびしく 胸を打つ

人の心に 千両は
ぬくもりともす 灯をともす
歌と芝居の 花道に
千両役者の 声が降る
夢よ咲け咲け 千代の春
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