| 篠突く雨おんなが男を 捨ててゆく そんな別れは 罪ですか 大地をたたく この雨に 打たれたままで 歩きます 篠突く雨は みそぎ雨 ごめんなさい あなた あなたの寝息も いつからか 胸に吹き込む すきま風 誰かの為に 生きるより 自分の道を さがします 篠突く雨は 別れ雨 わがままでも いいの 傷つけ合うより 別れたい それが最後の 願いです おんなの方が 強いねと あなたはそっと 目を伏せた 篠突く雨は さだめ雨 生きてゆくの ひとり | 走裕介 | 田久保真見 | 船村徹 | 蔦将包 | おんなが男を 捨ててゆく そんな別れは 罪ですか 大地をたたく この雨に 打たれたままで 歩きます 篠突く雨は みそぎ雨 ごめんなさい あなた あなたの寝息も いつからか 胸に吹き込む すきま風 誰かの為に 生きるより 自分の道を さがします 篠突く雨は 別れ雨 わがままでも いいの 傷つけ合うより 別れたい それが最後の 願いです おんなの方が 強いねと あなたはそっと 目を伏せた 篠突く雨は さだめ雨 生きてゆくの ひとり |
昭和縄のれん ひなびた路地の 縄のれん 焼鳥は世間のすみで 味わうものと 酸(す)いも甘(あま)いも かみわけた 父のこだわり いまわかる 酒とおんなは 二舎<号>まで 愚(ぐ)にもつかない 冗談云って 酔えばときどき 笑いとり 手酌(てじゃく)のすきな 父でした ひとのじゃまにならぬよう ひとをおしのけ生きぬよう 努(つと)めてがんこを よそおった そんな父が いまもしずかに 飲んでいそうな 縄のれん はたらきながら いやなこと 父はいっぱいあった はずだろうに 折り目ただしく 生きぬいた そして昭和も 幕をとじ 父と母との あいだには ほんのすこしの 波風あった そんなときには 縄のれん ひととき逃げる 場所でした ひとのじゃまにならぬよう ひとをおしのけ生きぬよう 努(つと)めてがんこを よそおった そんな父が いまもしずかに 飲んでいそうな 縄のれん そんな父が いまもしずかに 飲んでいそうな 縄のれん | 走裕介 | 高田ひろお | 杉本眞人 | 南郷達也 | ひなびた路地の 縄のれん 焼鳥は世間のすみで 味わうものと 酸(す)いも甘(あま)いも かみわけた 父のこだわり いまわかる 酒とおんなは 二舎<号>まで 愚(ぐ)にもつかない 冗談云って 酔えばときどき 笑いとり 手酌(てじゃく)のすきな 父でした ひとのじゃまにならぬよう ひとをおしのけ生きぬよう 努(つと)めてがんこを よそおった そんな父が いまもしずかに 飲んでいそうな 縄のれん はたらきながら いやなこと 父はいっぱいあった はずだろうに 折り目ただしく 生きぬいた そして昭和も 幕をとじ 父と母との あいだには ほんのすこしの 波風あった そんなときには 縄のれん ひととき逃げる 場所でした ひとのじゃまにならぬよう ひとをおしのけ生きぬよう 努(つと)めてがんこを よそおった そんな父が いまもしずかに 飲んでいそうな 縄のれん そんな父が いまもしずかに 飲んでいそうな 縄のれん |
| 知床挽歌ことしの冬は 蝦夷(えぞ)ふくろうが おまえをさがして こずえで鳴くよ 汚れてしまった 哀しみだけを 暖炉にもやして 眠りにつこう 春は まだ遠い 知床挽歌 三年まえは 揺り椅子ゆらし おまえはセーター 編んでたそばで そろそろ流氷 岸辺によせる おもいでばなしが 手ぶらでくるよ 夢を もう一度 知床挽歌 やかんのお湯が たぎっているよ おまえがいたなら この髭づらを 剃りなと笑って 剃刀わたす 今夜は凍(しば)れる 北斗の星よ 冬の 月が照る 知床挽歌 | 走裕介 | 高田ひろお | 蔦将包 | 蔦将包 | ことしの冬は 蝦夷(えぞ)ふくろうが おまえをさがして こずえで鳴くよ 汚れてしまった 哀しみだけを 暖炉にもやして 眠りにつこう 春は まだ遠い 知床挽歌 三年まえは 揺り椅子ゆらし おまえはセーター 編んでたそばで そろそろ流氷 岸辺によせる おもいでばなしが 手ぶらでくるよ 夢を もう一度 知床挽歌 やかんのお湯が たぎっているよ おまえがいたなら この髭づらを 剃りなと笑って 剃刀わたす 今夜は凍(しば)れる 北斗の星よ 冬の 月が照る 知床挽歌 |
| 純愛あの湖の… 風とさざ波 小鳥のこえを 聞いてみたいと 泣いた娘よ ひかるおくれげ 十八ごろの なんにも知らない ひとだった まだ恋じゃなく… 妹でもなく つのる思いが 男の胸を 苦しめた 北のはてゆく 夜汽車の窓に ゆられりゃ面影 ついてくる あの美しい… 笑顔となみだを 僕にのこして しずかに君は ねむるのか 雪にうもれた 墓標をたずね すがればあかねに そまる丘 | 走裕介 | 池田充男 | 船村徹 | | あの湖の… 風とさざ波 小鳥のこえを 聞いてみたいと 泣いた娘よ ひかるおくれげ 十八ごろの なんにも知らない ひとだった まだ恋じゃなく… 妹でもなく つのる思いが 男の胸を 苦しめた 北のはてゆく 夜汽車の窓に ゆられりゃ面影 ついてくる あの美しい… 笑顔となみだを 僕にのこして しずかに君は ねむるのか 雪にうもれた 墓標をたずね すがればあかねに そまる丘 |
| 釧網本線岬のはずれ 流氷ながれ 慌ててカモメ 春を知らせる 何をささやく 湿原(げんや)の鳥よ 鉄路のほとり ハマナスよ 釧網本線 オホーツク 愛を惑うな 旅人よ 一期一会の 出逢いをのせて 湖深く 十六夜蛍(いざよいほたる) 唇触れた 青い摩周湖 花鳥水(はなとりみず)も 驕りはしない 無償の愛を 貫いて 釧網本線 風爽(さや)か 時代遅れと 言われても 生きた証しを 線路に刻め 釧網本線 悠久に 春夏秋は 穏やかに 冬は凛々しい 武士の如くに | 走裕介 | 東海林良 | 幸斉たけし | 石倉重信 | 岬のはずれ 流氷ながれ 慌ててカモメ 春を知らせる 何をささやく 湿原(げんや)の鳥よ 鉄路のほとり ハマナスよ 釧網本線 オホーツク 愛を惑うな 旅人よ 一期一会の 出逢いをのせて 湖深く 十六夜蛍(いざよいほたる) 唇触れた 青い摩周湖 花鳥水(はなとりみず)も 驕りはしない 無償の愛を 貫いて 釧網本線 風爽(さや)か 時代遅れと 言われても 生きた証しを 線路に刻め 釧網本線 悠久に 春夏秋は 穏やかに 冬は凛々しい 武士の如くに |
| 宗谷岬流氷とけて 春風吹いて ハマナス咲いて カモメもないて はるか沖ゆく 外国船の 煙もうれし 宗谷の岬 流氷とけて 春風吹いて ハマナス揺れる 宗谷の岬 吹雪が晴れて 凍(しば)れがゆるみ 渚の貝も 眠りがさめた 人の心の 扉を開き 海鳴り響く 宗谷の岬 流氷とけて 春風吹いて ハマナス揺れる 宗谷の岬 幸せ求め 最果ての地に それぞれ人は 明日を祈る 波もピリカの 子守のように 想い出残る 宗谷の岬 流氷とけて 春風吹いて ハマナス揺れる 宗谷の岬 | 走裕介 | 吉田弘 | 船村徹 | | 流氷とけて 春風吹いて ハマナス咲いて カモメもないて はるか沖ゆく 外国船の 煙もうれし 宗谷の岬 流氷とけて 春風吹いて ハマナス揺れる 宗谷の岬 吹雪が晴れて 凍(しば)れがゆるみ 渚の貝も 眠りがさめた 人の心の 扉を開き 海鳴り響く 宗谷の岬 流氷とけて 春風吹いて ハマナス揺れる 宗谷の岬 幸せ求め 最果ての地に それぞれ人は 明日を祈る 波もピリカの 子守のように 想い出残る 宗谷の岬 流氷とけて 春風吹いて ハマナス揺れる 宗谷の岬 |
| その人は昔その人は昔 海の底の 真珠だった その人は昔 山の谷の 白百合だった その人は昔 夜空の星の輝きだった その人は昔 僕の心の 灯火だった でも その人は もう 今は いない その人は むかし 僕の すべて 今もその人は 思い出の 丘に咲く ひな菊の花 その人は むかし 僕の いのち 今もその人は 僕の日記を 埋める かがやき その人は むかし 僕の ちから いまもその人は 僕をやさしく みつめる こいびと でも その人は もう 今は いない その人は むかし 玉石の 荒い 波ぎわ 若駒の たてがみ つかみ いらだつ 海の向こうを 見ていた 胸をはって | 走裕介 | 松山善三 | 船村徹 | 蔦将包 | その人は昔 海の底の 真珠だった その人は昔 山の谷の 白百合だった その人は昔 夜空の星の輝きだった その人は昔 僕の心の 灯火だった でも その人は もう 今は いない その人は むかし 僕の すべて 今もその人は 思い出の 丘に咲く ひな菊の花 その人は むかし 僕の いのち 今もその人は 僕の日記を 埋める かがやき その人は むかし 僕の ちから いまもその人は 僕をやさしく みつめる こいびと でも その人は もう 今は いない その人は むかし 玉石の 荒い 波ぎわ 若駒の たてがみ つかみ いらだつ 海の向こうを 見ていた 胸をはって |
| 騎士輝いて君は 君のままで 泣き顔も見せないで 頑張りすぎる人 疲れたら僕の胸に もたれていいよ 辛いときは いつだって さりげなく そばにいるよ 多少の愚痴も 聞くから いつもの笑顔になって ぼくは騎士(ナイト) 君を護るために この地球(ほし)に この地球(ほし)に うまれたよ 甘えていいんだよ 力を抜いていこう 眠れない夜は歌を 歌ってあげる どんな夜も 朝になる 誰も皆 孤独だから 心を寄せて 生きるよ 昨日の涙拭いて ぼくは騎士(ナイト) 君を護るために この地球(ほし)に この地球(ほし)に うまれたよ ありのままの 君が好きさ いいんだよ 未完成で 自分をもっと 許そう 素直な笑顔になって ぼくは騎士(ナイト) 君を護るため この地球(ほし)に この地球(ほし)に うまれたよ | 走裕介 | 紙中礼子 | 幸斉久美 | 石倉重信 | 輝いて君は 君のままで 泣き顔も見せないで 頑張りすぎる人 疲れたら僕の胸に もたれていいよ 辛いときは いつだって さりげなく そばにいるよ 多少の愚痴も 聞くから いつもの笑顔になって ぼくは騎士(ナイト) 君を護るために この地球(ほし)に この地球(ほし)に うまれたよ 甘えていいんだよ 力を抜いていこう 眠れない夜は歌を 歌ってあげる どんな夜も 朝になる 誰も皆 孤独だから 心を寄せて 生きるよ 昨日の涙拭いて ぼくは騎士(ナイト) 君を護るために この地球(ほし)に この地球(ほし)に うまれたよ ありのままの 君が好きさ いいんだよ 未完成で 自分をもっと 許そう 素直な笑顔になって ぼくは騎士(ナイト) 君を護るため この地球(ほし)に この地球(ほし)に うまれたよ |
| なみだの宿想い出の 想い出の 湯の街あかり 女ゆえ 女ゆえ 涙にぬれて さよならを さよならを 汽車がくる 汽車がくる わかれを連れて 海沿いの 海沿いの さびれた宿に 泣き虫の 泣き虫の 影がくずれる いやだよと いやだよと 泣いてたあの娘 いやだって いやだって ゆかなきゃならぬ 湯の街に 湯の街に 咲いた恋花 矢絣の 矢絣の 似合うほそい娘 おまえには おまえには 母の田舎で 針仕事 針仕事 させておきたい | 走裕介 | 古木花江 | 船村徹 | 蔦将包 | 想い出の 想い出の 湯の街あかり 女ゆえ 女ゆえ 涙にぬれて さよならを さよならを 汽車がくる 汽車がくる わかれを連れて 海沿いの 海沿いの さびれた宿に 泣き虫の 泣き虫の 影がくずれる いやだよと いやだよと 泣いてたあの娘 いやだって いやだって ゆかなきゃならぬ 湯の街に 湯の街に 咲いた恋花 矢絣の 矢絣の 似合うほそい娘 おまえには おまえには 母の田舎で 針仕事 針仕事 させておきたい |
| のぞみ(希望)ここから出たら 母に会いたい おんなじ部屋で ねむってみたい そして そして 泣くだけ泣いて ごめんねと おもいきり すがってみたい ここから出たら 旅に行きたい 坊やを連れて 汽車にのりたい そして そして 静かな宿で ごめんねと 想いきり 抱いてやりたい ここから出たら 強くなりたい 希望を持って 耐えて行きたい そして そして 命のかぎり 美しく も一度 生きて行きたい そして そして 命のかぎり 美しく も一度 生きて行きたい | 走裕介 | 船村徹 | 船村徹 | 蔦将包 | ここから出たら 母に会いたい おんなじ部屋で ねむってみたい そして そして 泣くだけ泣いて ごめんねと おもいきり すがってみたい ここから出たら 旅に行きたい 坊やを連れて 汽車にのりたい そして そして 静かな宿で ごめんねと 想いきり 抱いてやりたい ここから出たら 強くなりたい 希望を持って 耐えて行きたい そして そして 命のかぎり 美しく も一度 生きて行きたい そして そして 命のかぎり 美しく も一度 生きて行きたい |
| 母のいない故郷母のいない故郷は風の村 無人駅に降りりゃ 子供にかえれない淋しさ 母さんのせいだよ ただ時の流れにたたずむばかり 母のいない故郷は雪の村 暗い夜道走って くぐり戸うしろ手に閉めれば 懐かしい囲炉裏ばた ただほだ火とろとろくすぶるばかり 母のいない故郷は春の村 かごに草を摘んで 手拭いかぶってく村人 母さんに似てたよ ただ後姿を見送るばかり | 走裕介 | 新本創子 | 船村徹 | 蔦将包 | 母のいない故郷は風の村 無人駅に降りりゃ 子供にかえれない淋しさ 母さんのせいだよ ただ時の流れにたたずむばかり 母のいない故郷は雪の村 暗い夜道走って くぐり戸うしろ手に閉めれば 懐かしい囲炉裏ばた ただほだ火とろとろくすぶるばかり 母のいない故郷は春の村 かごに草を摘んで 手拭いかぶってく村人 母さんに似てたよ ただ後姿を見送るばかり |
| 春の北岬いのち支える 小枝をくわえ 雁(かり)が飛び立つ 北岬 遠く旅して ふるさと目指し 帰り着けずに はぐれた枝が 白く哀しい 春の浜 遥か波間を 小枝で休み 雁(かり)は渡って 行く北へ 昔小枝で 湯船を焚いて 冬鳥(とり)の想いを 慰めたとか 情けしみじみ 北岬 君が待ってる あのふるさとを 越えて行くのか 冬鳥(とり)達は 夢のひと枝 花咲く日まで 今は帰れぬ ああつらいけど 思い重ねる 北岬 | 走裕介 | 峰崎林二郎 | 船村徹 | | いのち支える 小枝をくわえ 雁(かり)が飛び立つ 北岬 遠く旅して ふるさと目指し 帰り着けずに はぐれた枝が 白く哀しい 春の浜 遥か波間を 小枝で休み 雁(かり)は渡って 行く北へ 昔小枝で 湯船を焚いて 冬鳥(とり)の想いを 慰めたとか 情けしみじみ 北岬 君が待ってる あのふるさとを 越えて行くのか 冬鳥(とり)達は 夢のひと枝 花咲く日まで 今は帰れぬ ああつらいけど 思い重ねる 北岬 |
| 春待ち草あれからどうして いたのかと 聞けばおまえの まつ毛が濡れる 淡雪舞い散る ガラス越し 時がやさしく 昔に戻す 春待ち草が あの部屋に 薄むらさきに 開く季節(とき)だね 幸せならば それでいい いつもわがまま 泣かせてばかり 忘れたことなど なかったと 口に出せない 二年の月日 春待ち草は 冬を越え 風にそよいで 誰か待つ花 素顔のままでも きれいだよ 髪もほのかに おまえの匂い 夢より大事な 愛ひとつ 胸に抱きたい 離しはしない 春待ち草の ふたりなら 北の果てにも 咲いてみないか | 走裕介 | 石原信一 | 田尾将実 | 蔦将包 | あれからどうして いたのかと 聞けばおまえの まつ毛が濡れる 淡雪舞い散る ガラス越し 時がやさしく 昔に戻す 春待ち草が あの部屋に 薄むらさきに 開く季節(とき)だね 幸せならば それでいい いつもわがまま 泣かせてばかり 忘れたことなど なかったと 口に出せない 二年の月日 春待ち草は 冬を越え 風にそよいで 誰か待つ花 素顔のままでも きれいだよ 髪もほのかに おまえの匂い 夢より大事な 愛ひとつ 胸に抱きたい 離しはしない 春待ち草の ふたりなら 北の果てにも 咲いてみないか |
| 氷花白い氷を ちりばめた あれは涙の 花なのか ひとり佇む 阿寒湖に 早朝(あさ)の三日月 細い傷 幸せひとつ あげられず 別れて悔やむ ことばかり 氷花 氷花 氷の花よ なぜかやさしさ 怖いのと 胸にすがって 泣いていた そんな言葉が よみがえる 雪の釧路の 片隅で 春には遠い 空の下 愛した過日(むかし) 幻か 氷花 氷花 儚(はかな)き花よ 啼いて冬鳥 旅人に 明日を知らせて くれるのか きみが隣に いるような 夢は湖 渡る風 逢わずにいても この心 想いは今も 変わらじと 氷花 氷花 帰らぬ花よ | 走裕介 | 石原信一 | 杉本眞人 | 佐藤和豊 | 白い氷を ちりばめた あれは涙の 花なのか ひとり佇む 阿寒湖に 早朝(あさ)の三日月 細い傷 幸せひとつ あげられず 別れて悔やむ ことばかり 氷花 氷花 氷の花よ なぜかやさしさ 怖いのと 胸にすがって 泣いていた そんな言葉が よみがえる 雪の釧路の 片隅で 春には遠い 空の下 愛した過日(むかし) 幻か 氷花 氷花 儚(はかな)き花よ 啼いて冬鳥 旅人に 明日を知らせて くれるのか きみが隣に いるような 夢は湖 渡る風 逢わずにいても この心 想いは今も 変わらじと 氷花 氷花 帰らぬ花よ |
| 氷紋列車凍りつく思い出を 捨てる旅なら 流氷が哭くという 北の町がいい 釧路発 川湯駅 凍るガラスを 溶かしながら 悲しみさえも 消すように しばれた身体(からだ)も 粉々にして 風と雪に 負けずに 海猫(ゴメ)が飛ぶ あの人の幻を 胸に抱きしめ 斜里の駅過ぎたなら 全て忘れるの 釧路発 川湯駅 肌を突き刺す 風に打たれ 凍えた身体(からだ) 抱き寄せて 心細さに 振り向けば 白い白い 摩周に 雪が刺す 釧路発 川湯駅 今は言えます サヨナラが 終着駅の 網走は さまよう心の 到着駅 明日へ明日へ 出直す 始発駅 | 走裕介 | 幸斉久美 | 菊池じゅん | 石倉重信 | 凍りつく思い出を 捨てる旅なら 流氷が哭くという 北の町がいい 釧路発 川湯駅 凍るガラスを 溶かしながら 悲しみさえも 消すように しばれた身体(からだ)も 粉々にして 風と雪に 負けずに 海猫(ゴメ)が飛ぶ あの人の幻を 胸に抱きしめ 斜里の駅過ぎたなら 全て忘れるの 釧路発 川湯駅 肌を突き刺す 風に打たれ 凍えた身体(からだ) 抱き寄せて 心細さに 振り向けば 白い白い 摩周に 雪が刺す 釧路発 川湯駅 今は言えます サヨナラが 終着駅の 網走は さまよう心の 到着駅 明日へ明日へ 出直す 始発駅 |
| 風来ながれ唄夢を探す旅に出て ずいぶん遠く 来たもんだ 酒を浴びた日もあった もう俺はだめだと 不器用で 無愛想で 不作法で 無精者 どうにかここまで 生きてきた 自分をほめてやれ どうにかここまで 生きてきた 風来ながれ唄 世話になったあのひとへ いつのことやら 恩返し のどの渇き うるおした あの一杯の水よ ひとの子の 親になり その子らも 親になる どうにかここまで 生きてきた 女房を道連れに まだまだ何やら ありそうだ 風来ながれ唄 不器用で 無愛想で 不作法で 無精者 どうにかここまで 生きてきた 自分をほめてやれ どうにかここまで 生きてきた 風来ながれ唄 | 走裕介 | 京えりこ | 大谷明裕 | 伊戸のりお | 夢を探す旅に出て ずいぶん遠く 来たもんだ 酒を浴びた日もあった もう俺はだめだと 不器用で 無愛想で 不作法で 無精者 どうにかここまで 生きてきた 自分をほめてやれ どうにかここまで 生きてきた 風来ながれ唄 世話になったあのひとへ いつのことやら 恩返し のどの渇き うるおした あの一杯の水よ ひとの子の 親になり その子らも 親になる どうにかここまで 生きてきた 女房を道連れに まだまだ何やら ありそうだ 風来ながれ唄 不器用で 無愛想で 不作法で 無精者 どうにかここまで 生きてきた 自分をほめてやれ どうにかここまで 生きてきた 風来ながれ唄 |
| ふるさとの島翼があれば 飛んでゆく 波の向こうの 島の影 近くに見えて 遥かに遠く 帰るあてない もどかしさ しぶき舞い散る 荒磯に 咽ぶ涙の 雨が降る 裸足で浜を 駆けながら 帰る船待つ 嬉しさに 緑が光る 遥かな山よ 声をかぎりに 叫んでも 今は届かぬ ふるさとは 時が止まった 遠い島 さだめの海を 越えられず 胸に棘刺す この痛み 思い出さえも かき消すような 風に震える ハマナスの 花に埋もれて 朽ち果てた 母の墓標が 目にうかぶ | 走裕介 | 掛橋わこう | 神代臣 | 石倉重信 | 翼があれば 飛んでゆく 波の向こうの 島の影 近くに見えて 遥かに遠く 帰るあてない もどかしさ しぶき舞い散る 荒磯に 咽ぶ涙の 雨が降る 裸足で浜を 駆けながら 帰る船待つ 嬉しさに 緑が光る 遥かな山よ 声をかぎりに 叫んでも 今は届かぬ ふるさとは 時が止まった 遠い島 さだめの海を 越えられず 胸に棘刺す この痛み 思い出さえも かき消すような 風に震える ハマナスの 花に埋もれて 朽ち果てた 母の墓標が 目にうかぶ |
| 故郷の山が見えるいちど東京へ 行くと言いながら いつも口だけで ひとり野良仕事 老けたおふくろの やせたあの肩を さすってあげたい 峠 越えれば 俺のふるさと 山が見えてくる ふるさとの山に向いて 言うことなし ふるさとの山は ありがたきかな(啄木詩集より) けんかしたけれど 何故か気があって どこへ行くんだと 泣いてくれたやつ 月の縁側で 馬鹿を言いながら ふたりで呑みたい 幼なじみと 共に遊んだ 山が見えてくる 村を出るときは ひとり踏切りで 汽車が消えるまで 背伸びしていた娘 町へ嫁に行き 母となったいま しあわせだろうか 恋を失くした 遠いあの日の 山が見えてくる | 走裕介 | 木下龍太郎 | 船村徹 | | いちど東京へ 行くと言いながら いつも口だけで ひとり野良仕事 老けたおふくろの やせたあの肩を さすってあげたい 峠 越えれば 俺のふるさと 山が見えてくる ふるさとの山に向いて 言うことなし ふるさとの山は ありがたきかな(啄木詩集より) けんかしたけれど 何故か気があって どこへ行くんだと 泣いてくれたやつ 月の縁側で 馬鹿を言いながら ふたりで呑みたい 幼なじみと 共に遊んだ 山が見えてくる 村を出るときは ひとり踏切りで 汽車が消えるまで 背伸びしていた娘 町へ嫁に行き 母となったいま しあわせだろうか 恋を失くした 遠いあの日の 山が見えてくる |
| 故郷恋々かあさん田舎は もう雪ですか 今年は足が 痛みませんか 勤めて帰る 秋の夜に 風にめくれる 駅のポスター 帰りそびれた ふるさとの文字 母を思って 何度も詫びる あのひと変わらず 元気でしょうか 一人で今も いるのでしょうか 吹雪に濡れた 黒髪の 香り懐かし 甘くやさしく もしかそれとも 静かな夜は 子守唄など 歌ってますか とうさん働き 過ぎてませんか 無口な酒は 変わりませんか いつもの店で とうさんの 地酒見つけて 酔ったしみじみ 親に背いて 出て来たはずの 北のふるさと 恋しい今は | 走裕介 | 峰崎林二郎 | 蔦将包 | | かあさん田舎は もう雪ですか 今年は足が 痛みませんか 勤めて帰る 秋の夜に 風にめくれる 駅のポスター 帰りそびれた ふるさとの文字 母を思って 何度も詫びる あのひと変わらず 元気でしょうか 一人で今も いるのでしょうか 吹雪に濡れた 黒髪の 香り懐かし 甘くやさしく もしかそれとも 静かな夜は 子守唄など 歌ってますか とうさん働き 過ぎてませんか 無口な酒は 変わりませんか いつもの店で とうさんの 地酒見つけて 酔ったしみじみ 親に背いて 出て来たはずの 北のふるさと 恋しい今は |
| 星屑の恋ネオン明かりが きらめく街は よけいひとりが つらいから あいつ忘れる 強めのお酒 ねえ 飲ませてよ ねえ 酔わせてよ 頬にキラキラ 光るしずくは 恋のかけらよ 涙じゃないわ 夜空をめがけ 投げつけてやる 星屑になれ あいつなんか いいえなぐさめ 欲しくはないわ 紅いルージュを 塗りなおす 誰が悪くて 別れたなんて ねえ 野暮なこと ねえ 訊かないで 胸でしくしく 泣いているのは 恋の迷子よ 私じゃないわ 銀河の下の 罪滅ぼしに 星屑になれ あいつなんか グラスゆらゆら 映る面影 恋はララバイ お眠りなさい 銀河の下の 罪滅ぼしに 星屑になれ あいつなんか | 走裕介 | 石原信一 | 蔦将包 | 蔦将包 | ネオン明かりが きらめく街は よけいひとりが つらいから あいつ忘れる 強めのお酒 ねえ 飲ませてよ ねえ 酔わせてよ 頬にキラキラ 光るしずくは 恋のかけらよ 涙じゃないわ 夜空をめがけ 投げつけてやる 星屑になれ あいつなんか いいえなぐさめ 欲しくはないわ 紅いルージュを 塗りなおす 誰が悪くて 別れたなんて ねえ 野暮なこと ねえ 訊かないで 胸でしくしく 泣いているのは 恋の迷子よ 私じゃないわ 銀河の下の 罪滅ぼしに 星屑になれ あいつなんか グラスゆらゆら 映る面影 恋はララバイ お眠りなさい 銀河の下の 罪滅ぼしに 星屑になれ あいつなんか |
| 街でひろったシャンソン君におしえてあげよう 冬の並木でひろった ちいさな物語り その女(ひと)はきっと 失恋したのだろう 枯葉のように 歩いていたのさ 髪がもつれた 肩のあたりが とても とても 淋しかったよ 君におしえてあげよう 夜の茶店(さてん)でひろった ちいさな物語り その二人はきっと 約束したのだろう 囁きながら 見つめていたのさ ひかる指輪に モカがからんで とても とても 愛(いと)しかったよ 君と僕のことも 誰かが見てるだろう ランプの下で グラスをかたむけ 酒につよそな 熱いカップル とても とても 怪(あや)しかったよ ふたりだけの ちいさなシャンソン | 走裕介 | 池田充男 | 蔦将包 | 蔦将包 | 君におしえてあげよう 冬の並木でひろった ちいさな物語り その女(ひと)はきっと 失恋したのだろう 枯葉のように 歩いていたのさ 髪がもつれた 肩のあたりが とても とても 淋しかったよ 君におしえてあげよう 夜の茶店(さてん)でひろった ちいさな物語り その二人はきっと 約束したのだろう 囁きながら 見つめていたのさ ひかる指輪に モカがからんで とても とても 愛(いと)しかったよ 君と僕のことも 誰かが見てるだろう ランプの下で グラスをかたむけ 酒につよそな 熱いカップル とても とても 怪(あや)しかったよ ふたりだけの ちいさなシャンソン |
| 満天の星今年もきっと 流氷が ギュルギュル 鳴いている頃さ 今が勝負の 踏ん張り時と おやじの声が 背中をたたく 藁でも泥でも つかんでやるさ 明日(あす)はある 明日(あした)は来る 空を仰げば 浮かぶ網走の 満天の星 想えば同じ 空の下 都会の隅で 這い上がる これが試練と 笑って受けりゃ 一皮むけて 大きくなるさ しばれる大地の 北国育ち 春は来る 必ず来る 胸に灯(とも)るは 遠い網走の 満天の星 藁でも泥でも つかんでやるさ 明日(あす)はある 明日(あした)は来る 空を仰げば 浮かぶ網走の 満天の星 | 走裕介 | 紙中礼子 | 幸斉久美 | 石倉重信 | 今年もきっと 流氷が ギュルギュル 鳴いている頃さ 今が勝負の 踏ん張り時と おやじの声が 背中をたたく 藁でも泥でも つかんでやるさ 明日(あす)はある 明日(あした)は来る 空を仰げば 浮かぶ網走の 満天の星 想えば同じ 空の下 都会の隅で 這い上がる これが試練と 笑って受けりゃ 一皮むけて 大きくなるさ しばれる大地の 北国育ち 春は来る 必ず来る 胸に灯(とも)るは 遠い網走の 満天の星 藁でも泥でも つかんでやるさ 明日(あす)はある 明日(あした)は来る 空を仰げば 浮かぶ網走の 満天の星 |
| 女満別から雪がやんだ 女満別の空港に 東京行きのアナウンス 君が居たよ ガラス越しに微笑んで 何かを僕に 伝えてる 素顔のままで 素直なままで 君がサヨナラ 言おうとしてる 昨日までの想い出が 今日から過去へと変わるのに 君が泣いた 雪のような哀しみが 涙になって光ってる 僕は行くよ 翼ひろげ遠くまで 愛する人よ 泣かないで 愛する人よ わかってほしい 男は遠くに行くものだ 見果てぬ夢を追いかけて 孤独な旅をするものだ 故郷(ふるさと)さらば また会う時は 大きな男で会いに来る 追わない夢は 夢じゃない かなえぬ夢は 夢じゃない 故郷(ふるさと)さらば また会う時は 大きな男で会いに来る 追わない夢は 夢じゃない かなえぬ夢は 夢じゃない 追わない夢は 夢じゃない かなえぬ夢は 夢じゃない | 走裕介 | 喜多條忠 | 蔦将包 | 蔦将包 | 雪がやんだ 女満別の空港に 東京行きのアナウンス 君が居たよ ガラス越しに微笑んで 何かを僕に 伝えてる 素顔のままで 素直なままで 君がサヨナラ 言おうとしてる 昨日までの想い出が 今日から過去へと変わるのに 君が泣いた 雪のような哀しみが 涙になって光ってる 僕は行くよ 翼ひろげ遠くまで 愛する人よ 泣かないで 愛する人よ わかってほしい 男は遠くに行くものだ 見果てぬ夢を追いかけて 孤独な旅をするものだ 故郷(ふるさと)さらば また会う時は 大きな男で会いに来る 追わない夢は 夢じゃない かなえぬ夢は 夢じゃない 故郷(ふるさと)さらば また会う時は 大きな男で会いに来る 追わない夢は 夢じゃない かなえぬ夢は 夢じゃない 追わない夢は 夢じゃない かなえぬ夢は 夢じゃない |
| 山が、笑ってら山が 笑ってら 雲の切れ間 陽(ひ)を浴びて ニコニコと 笑ってら おまえ 何悩む? 山が心 見透かして つらつらと 語り出す ちょっと おいらに 登って みるかい ちょっと そよ風 吹かれて みるかい ちょこっと ちょこっと 遠くを 眺めて みるかい それで それで おまえの 何かが 変わるなら 山が 笑ってら 雨にうたれ 霞んでも どっしりと 笑ってら おまえ つらいのか? 山が心 見透かして とくとくと 語り出す いつか 晴れたら 登って みるかい いつか 湧水(わきみず) 飲ませて やろうか いつかは いつかは 誰かと 笑顔で 登れよ そうさ そうさ おまえも 幸せ つかめるさ ちょっと おいらに 登って みるかい ちょっと そよ風 吹かれて みるかい ちょこっと ちょこっと 遠くを 眺めて みるかい それで それで おまえの 何かが 変わるなら | 走裕介 | 直己 | 蔦将包 | 蔦将包 | 山が 笑ってら 雲の切れ間 陽(ひ)を浴びて ニコニコと 笑ってら おまえ 何悩む? 山が心 見透かして つらつらと 語り出す ちょっと おいらに 登って みるかい ちょっと そよ風 吹かれて みるかい ちょこっと ちょこっと 遠くを 眺めて みるかい それで それで おまえの 何かが 変わるなら 山が 笑ってら 雨にうたれ 霞んでも どっしりと 笑ってら おまえ つらいのか? 山が心 見透かして とくとくと 語り出す いつか 晴れたら 登って みるかい いつか 湧水(わきみず) 飲ませて やろうか いつかは いつかは 誰かと 笑顔で 登れよ そうさ そうさ おまえも 幸せ つかめるさ ちょっと おいらに 登って みるかい ちょっと そよ風 吹かれて みるかい ちょこっと ちょこっと 遠くを 眺めて みるかい それで それで おまえの 何かが 変わるなら |
| 夢航路北へ流れて 海を見つめて 北へ流れて 波止場に佇む おもいでの地図帳を そっと開いては あの日を偲(しの)ぶ 人知れず 愛しき女(ひと)よ 今どこに 風に吹かれて 酒をかたむけ 風に吹かれて ふるさと浮かべる 飲む程にほろ苦く 胸に沁みてくる 汽笛と波の トレモロが 都は遠く 旅まくら 星を仰いで 問わず語りに 星を仰いで 明日(あした)を手さぐる 秋が過ぎ冬が過ぎ 時はまた巡る 見果てぬ夢を 追いかけて 心は燃える 夢航路 | 走裕介 | たきのえいじ | 船村徹 | 蔦将包 | 北へ流れて 海を見つめて 北へ流れて 波止場に佇む おもいでの地図帳を そっと開いては あの日を偲(しの)ぶ 人知れず 愛しき女(ひと)よ 今どこに 風に吹かれて 酒をかたむけ 風に吹かれて ふるさと浮かべる 飲む程にほろ苦く 胸に沁みてくる 汽笛と波の トレモロが 都は遠く 旅まくら 星を仰いで 問わず語りに 星を仰いで 明日(あした)を手さぐる 秋が過ぎ冬が過ぎ 時はまた巡る 見果てぬ夢を 追いかけて 心は燃える 夢航路 |
| 呼人駅あれは二月 真冬で 流氷だけで 最果ては… なんにも無かった 凍(しば)れてた 待っているのが 愛の証(あかし)と 信じてよかった 呼人駅 やつれていないか あのひとは 高まるこの胸に 三秒 一秒 近づく列車の 汽笛がしみる 鏡橋(かがみばし)を渡って 笑顔になって あのひとが… わたしのところに いま帰る 好きなすずらん 袖(そで)にかくして 迎えに佇む 呼人駅 線路のむこうは オホーツク ご苦労さまでした お帰りなさいと かもめよおまえも 迎えに来たのね 呼人はちいさな 無人駅 死んでもこの命 離しちゃ嫌だと すがって泣きたい 涙のままに | 走裕介 | 池田充男 | 船村徹 | 蔦将包 | あれは二月 真冬で 流氷だけで 最果ては… なんにも無かった 凍(しば)れてた 待っているのが 愛の証(あかし)と 信じてよかった 呼人駅 やつれていないか あのひとは 高まるこの胸に 三秒 一秒 近づく列車の 汽笛がしみる 鏡橋(かがみばし)を渡って 笑顔になって あのひとが… わたしのところに いま帰る 好きなすずらん 袖(そで)にかくして 迎えに佇む 呼人駅 線路のむこうは オホーツク ご苦労さまでした お帰りなさいと かもめよおまえも 迎えに来たのね 呼人はちいさな 無人駅 死んでもこの命 離しちゃ嫌だと すがって泣きたい 涙のままに |
| 寄り添い月ひとりで歩く 路地裏を 月が黙って ついてくる なあ 月よ 男が 泣いて なぜ悪い 心の傷の あみだくじ 今日もハズレの 繰り返し 冷酒ぐっと 飲み干せば 胸に木枯らし 吹き荒れる なあ 月よ 男は 泣いちゃ いけないと お袋いつも 言っていた 遠い夜空の ふるさとよ 満ちても欠けて また満ちて 月は人生 物語る なあ 月よ 今夜は 添い寝 しておくれ 泣くだけ泣いて 眠ったら 歩きだせるさ 明日から | 走裕介 | 田久保真見 | 船村徹 | 蔦将包 | ひとりで歩く 路地裏を 月が黙って ついてくる なあ 月よ 男が 泣いて なぜ悪い 心の傷の あみだくじ 今日もハズレの 繰り返し 冷酒ぐっと 飲み干せば 胸に木枯らし 吹き荒れる なあ 月よ 男は 泣いちゃ いけないと お袋いつも 言っていた 遠い夜空の ふるさとよ 満ちても欠けて また満ちて 月は人生 物語る なあ 月よ 今夜は 添い寝 しておくれ 泣くだけ泣いて 眠ったら 歩きだせるさ 明日から |
| 流氷の駅はるかなる 知床の峯よ 果てもしらぬ オホーツクよ あの気丈夫な 母を泣かせて 上りに乗ったのは 真冬の朝だ 白い網走 流氷の駅 あざやかに ハマナスが咲いて 残り雪は ありませんか いつかは俺も 北の故郷の ちいさな石になる 男になると 夢を誓った 流氷の駅 血がさわぐ あの港まつり 船の群れに 旗がゆれる あの娘や母へ みやげなしでも 今年は帰りたい 望郷千里 みちは石北線(せきほく) 流氷の駅 | 走裕介 | 池田充男 | 船村徹 | 蔦将包 | はるかなる 知床の峯よ 果てもしらぬ オホーツクよ あの気丈夫な 母を泣かせて 上りに乗ったのは 真冬の朝だ 白い網走 流氷の駅 あざやかに ハマナスが咲いて 残り雪は ありませんか いつかは俺も 北の故郷の ちいさな石になる 男になると 夢を誓った 流氷の駅 血がさわぐ あの港まつり 船の群れに 旗がゆれる あの娘や母へ みやげなしでも 今年は帰りたい 望郷千里 みちは石北線(せきほく) 流氷の駅 |
| 流氷列車雪が雪がななめに 降りしきる もいちどおまえに逢いに オホーツク あゝ酔いどれ夢見の あゝこんな男に 逢いたいなんて 逢いたいなんて 手紙をくれた ほろりさせるな 泣かせるな おまえを迎えに 流氷列車 地図を膝に拡げりゃ あと五駅 こころを揺らせて急(せ)かす 汽笛(ふえ)の音よ あゝ三年わかれた あゝふたりだけれど こんどはきっと こんどはきっと 幸せあげる 赤いマフラー 振りかざし おまえはホームに 流氷列車 あゝひと足早めに あゝ春がきたよな おまえの笑顔 おまえの笑顔 花咲く笑顔 離すもんかよ もうにどと おまえを迎えに 流氷列車 | 走裕介 | 高田ひろお | 佐瀬寿一 | 蔦将包 | 雪が雪がななめに 降りしきる もいちどおまえに逢いに オホーツク あゝ酔いどれ夢見の あゝこんな男に 逢いたいなんて 逢いたいなんて 手紙をくれた ほろりさせるな 泣かせるな おまえを迎えに 流氷列車 地図を膝に拡げりゃ あと五駅 こころを揺らせて急(せ)かす 汽笛(ふえ)の音よ あゝ三年わかれた あゝふたりだけれど こんどはきっと こんどはきっと 幸せあげる 赤いマフラー 振りかざし おまえはホームに 流氷列車 あゝひと足早めに あゝ春がきたよな おまえの笑顔 おまえの笑顔 花咲く笑顔 離すもんかよ もうにどと おまえを迎えに 流氷列車 |
| 私の夏は来ぬ暮れそで暮れない 夕暮れに じらされながら 宵化粧 鏡に映る 枝折り戸も 人待ち顔に ゆれてます あなたは今夜 涼風(すずかぜ)ですか それともはげしい 夏嵐 ああ あつくなる きっと あつくなる 私の 私の 夏は来(き)ぬ みじかい夜なら それもいい ふたりで見たい 明けの夢 露草ぬらし 銀の雨 足音たてて 駆けて行く 夜空にささる 稲妻のように 射抜いてください この胸を ああ あつくなる もっと あつくなる 私の 私の 夏は来(き)ぬ ああ あつくなる きっと あつくなる 私の 私の 夏は来(き)ぬ | 走裕介 | さくらちさと | 蔦将包 | 蔦将包 | 暮れそで暮れない 夕暮れに じらされながら 宵化粧 鏡に映る 枝折り戸も 人待ち顔に ゆれてます あなたは今夜 涼風(すずかぜ)ですか それともはげしい 夏嵐 ああ あつくなる きっと あつくなる 私の 私の 夏は来(き)ぬ みじかい夜なら それもいい ふたりで見たい 明けの夢 露草ぬらし 銀の雨 足音たてて 駆けて行く 夜空にささる 稲妻のように 射抜いてください この胸を ああ あつくなる もっと あつくなる 私の 私の 夏は来(き)ぬ ああ あつくなる きっと あつくなる 私の 私の 夏は来(き)ぬ |
| 吾亦紅マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難(にく)い さらさら揺れる 吾亦紅 ふと あなたの 吐息のようで... 盆の休みに 帰れなかった 僕の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに 謝りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて 小さな町に 嫁いで生きて ここしか知らない 人だった... それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羨ましいよ... 今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに 灯りがともる あなたは あなたは 家族も遠く 気強く寂しさを 堪えた あなたの あなたの 見せない疵(きず)が 身に沁みて行く やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ 親のことなど 気遣う暇に 後で恥じない 自分を生きろ あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえ ないけど あなたに あなたに 威張ってみたい 来月で俺 離婚するんだよ そう、はじめて 自分を生きる あなたに あなたに 見ていて欲しい 髪に白髪が 混じり始めても 俺、死ぬまで あなたの子供... | 走裕介 | ちあき哲也 | 杉本眞人 | | マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難(にく)い さらさら揺れる 吾亦紅 ふと あなたの 吐息のようで... 盆の休みに 帰れなかった 僕の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに 謝りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて 小さな町に 嫁いで生きて ここしか知らない 人だった... それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羨ましいよ... 今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに 灯りがともる あなたは あなたは 家族も遠く 気強く寂しさを 堪えた あなたの あなたの 見せない疵(きず)が 身に沁みて行く やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ 親のことなど 気遣う暇に 後で恥じない 自分を生きろ あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえ ないけど あなたに あなたに 威張ってみたい 来月で俺 離婚するんだよ そう、はじめて 自分を生きる あなたに あなたに 見ていて欲しい 髪に白髪が 混じり始めても 俺、死ぬまで あなたの子供... |