| 沈丁花雨降り意を決しとかく こんな日に限って不覚 術なく待ちぼうけ 師走に咲く沈丁花 月冴ゆる季節 厚雲飲み込んで一節 差し詰め北時雨 日暮れ歩く町外れ 悴む指先から 奪われてゆく夜に溶けてゆく やがては世界の温度も 冬の配下に成り下がってしまう 氷点下 硝子になった五臓六腑の シュプレヒコールを 品性を欠いた感情じゃ 融点は超えないよ 透明な手口で以って 奪われたこの手の温度で 孤独な寒月に今 触れた気がしたんだ 硝子になった五臓六腑の シュプレヒコールを 哀れで寂しがりな季節に灯を 雨降り意を決しとかく こんな日に限って不覚 術なく待ちぼうけ 師走に咲く沈丁花 | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | | 雨降り意を決しとかく こんな日に限って不覚 術なく待ちぼうけ 師走に咲く沈丁花 月冴ゆる季節 厚雲飲み込んで一節 差し詰め北時雨 日暮れ歩く町外れ 悴む指先から 奪われてゆく夜に溶けてゆく やがては世界の温度も 冬の配下に成り下がってしまう 氷点下 硝子になった五臓六腑の シュプレヒコールを 品性を欠いた感情じゃ 融点は超えないよ 透明な手口で以って 奪われたこの手の温度で 孤独な寒月に今 触れた気がしたんだ 硝子になった五臓六腑の シュプレヒコールを 哀れで寂しがりな季節に灯を 雨降り意を決しとかく こんな日に限って不覚 術なく待ちぼうけ 師走に咲く沈丁花 |
| 水仙晴れた腹いせに僕が涙を流すよ アラームが止まるまでは 起きたくない 僕が思うほどぼくは気の毒じゃないよな 気づけば選ぶ全て 一人ぼっちだ 雪の積もる道を歩いて 靴がぬれて帰りたくなる 嗚呼 あの日失くした 友達 恋人 春になればまた思い出すかな ぼくの知る筈もない空の下で 大人になってしまっても どうか青いままで 僕が思うほど僕は特別じゃないだろう 風もひくし 嘘もつくし 悪口もいう 冷たい猫に手を合わせて 水仙は赤く冬を奏でる ただ ただ ただ いつでも振り返れば 同じ微笑みをくれる 「いつか会いに行くよ」 そんな言葉 覚えてないでいてね あの日波間に沈めた 卒アル 火をつけられずに湿気った花火も 僕の空っぽな宇宙 皮膚の下で 流れる風に溶けて 翼をはためかせ 歌になるならば どうか青いままで | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | おいしくるメロンパン | 晴れた腹いせに僕が涙を流すよ アラームが止まるまでは 起きたくない 僕が思うほどぼくは気の毒じゃないよな 気づけば選ぶ全て 一人ぼっちだ 雪の積もる道を歩いて 靴がぬれて帰りたくなる 嗚呼 あの日失くした 友達 恋人 春になればまた思い出すかな ぼくの知る筈もない空の下で 大人になってしまっても どうか青いままで 僕が思うほど僕は特別じゃないだろう 風もひくし 嘘もつくし 悪口もいう 冷たい猫に手を合わせて 水仙は赤く冬を奏でる ただ ただ ただ いつでも振り返れば 同じ微笑みをくれる 「いつか会いに行くよ」 そんな言葉 覚えてないでいてね あの日波間に沈めた 卒アル 火をつけられずに湿気った花火も 僕の空っぽな宇宙 皮膚の下で 流れる風に溶けて 翼をはためかせ 歌になるならば どうか青いままで |
| 水葬「生まれ変われるなら鯨がいいな」 いつも窓をみつめる君の言葉 二重瞼が鈍く閉じた朝に知ったよ 世界はどこまでも薄情なんだね 沈黙する大気の底 君を攫って歩くプールサイド 月夜の水葬 宇宙を口に含んだら 魔法のかかる季節だね もう一つ目の栓は抜いたよ 終わらない夏に ただ渦を巻いた まるで古びた映画みたいな景色だ 僅かでも確かに水位は下がっていく 君が壊れ始めるまでの日々も 音を立てながら流れてしまうみたいで 丑三つ時 夜の帳 君は笑ってくれる プールサイド 秘密の追悼 重い重い闇を背負って 細い弧を描いた あの月がさ 鯨の目の玉みたい カルキの匂い 目眩 寒い 胸が痛い 今、空が落ちてきた。 ねえ飛沫をあげてみせて 魔法の解ける時間だよ もうこれで全部栓は抜いたよ 僕だけを残し 空になった水槽 金色の朝の中 「 」 | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | おいしくるメロンパン | 「生まれ変われるなら鯨がいいな」 いつも窓をみつめる君の言葉 二重瞼が鈍く閉じた朝に知ったよ 世界はどこまでも薄情なんだね 沈黙する大気の底 君を攫って歩くプールサイド 月夜の水葬 宇宙を口に含んだら 魔法のかかる季節だね もう一つ目の栓は抜いたよ 終わらない夏に ただ渦を巻いた まるで古びた映画みたいな景色だ 僅かでも確かに水位は下がっていく 君が壊れ始めるまでの日々も 音を立てながら流れてしまうみたいで 丑三つ時 夜の帳 君は笑ってくれる プールサイド 秘密の追悼 重い重い闇を背負って 細い弧を描いた あの月がさ 鯨の目の玉みたい カルキの匂い 目眩 寒い 胸が痛い 今、空が落ちてきた。 ねえ飛沫をあげてみせて 魔法の解ける時間だよ もうこれで全部栓は抜いたよ 僕だけを残し 空になった水槽 金色の朝の中 「 」 |
| 砂と少女渇いた喉をなぞる様に風は吹いて 雨を待つ君の黒い髪をなびかせた どこまでも続く続く砂の海に 影を落とすものなどない 赤く爛れた地平線 月の落ちる頃に 迷い込んだ蜃気楼の淵 思いを馳せて唄え 抗うすべもなく 星を数えて 羅針の指す街へ 深い眠りから覚めたら きっとなにもかも思い出せないでしょう あの日見た夢のように いつまでも淋しそうなあの空を 慰める言葉などない うねる砂丘 突風にのってライカ ラピスラズリの谷越えて 僕はまだ何も取り戻せずに 迷い込んだ蜃気楼の淵 思いを馳せて唄え 疑うこともなく 君の言葉に 足を引きずりゆけ 僕の名を呼ぶ声に 耳をすませながら 遠い国へと導かれて | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | おいしくるメロンパン | 渇いた喉をなぞる様に風は吹いて 雨を待つ君の黒い髪をなびかせた どこまでも続く続く砂の海に 影を落とすものなどない 赤く爛れた地平線 月の落ちる頃に 迷い込んだ蜃気楼の淵 思いを馳せて唄え 抗うすべもなく 星を数えて 羅針の指す街へ 深い眠りから覚めたら きっとなにもかも思い出せないでしょう あの日見た夢のように いつまでも淋しそうなあの空を 慰める言葉などない うねる砂丘 突風にのってライカ ラピスラズリの谷越えて 僕はまだ何も取り戻せずに 迷い込んだ蜃気楼の淵 思いを馳せて唄え 疑うこともなく 君の言葉に 足を引きずりゆけ 僕の名を呼ぶ声に 耳をすませながら 遠い国へと導かれて |
| 砂の王女果てを目指して さぁ 砂に足を取られようとも 君が忘れた全部を 僕が思い出せる間に 一夜限りの雨が 白紙に戻した世界地図 ただ一つ覚えてた 胸の奥にかかる虹のふもとへ The castle walls are like a birdcage that shuts you in 深い影の忍ぶ窓辺に 風を焦がして嗤う 残酷な季節も それを奪えはしない 内なる海を 枷を外して さぁ 抜け殻の街を背に行こう 君が何も知らなくても 僕が全て覚えてるから 千年の夜が 君を孤独に放り出しても まだ今も輝いてる 胸の奥にかかる虹のふもとへ The bedroom is like a treasure chest that hides you 永い眠りから今覚める 空を穿つほどの 悠久の隔たりも それを奪えはしない 内なる海を 花を散らして遊ぶ 不躾な神様に これを奪えはしない 内なる海を奪えはしない 遠く彼方まで 君の涙が雨を呼ぶまで 内なる海よ | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | | 果てを目指して さぁ 砂に足を取られようとも 君が忘れた全部を 僕が思い出せる間に 一夜限りの雨が 白紙に戻した世界地図 ただ一つ覚えてた 胸の奥にかかる虹のふもとへ The castle walls are like a birdcage that shuts you in 深い影の忍ぶ窓辺に 風を焦がして嗤う 残酷な季節も それを奪えはしない 内なる海を 枷を外して さぁ 抜け殻の街を背に行こう 君が何も知らなくても 僕が全て覚えてるから 千年の夜が 君を孤独に放り出しても まだ今も輝いてる 胸の奥にかかる虹のふもとへ The bedroom is like a treasure chest that hides you 永い眠りから今覚める 空を穿つほどの 悠久の隔たりも それを奪えはしない 内なる海を 花を散らして遊ぶ 不躾な神様に これを奪えはしない 内なる海を奪えはしない 遠く彼方まで 君の涙が雨を呼ぶまで 内なる海よ |
| 千年鳥世界の最終回でまた会おうぜ 途方もない時間の果てに立って 今って何ページのどのあたり 読み飛ばしてしまえたらいいね なんて 羽ばたいていけ あの日流した涙を越え And you and I meet again 僕の名前憶えてる? 醒めないでいて 海や風になってしまっても 千年後の僕もまだ愛してくれる? 最上階でまた会おうぜ 情けない感情も底をついて 燃やした思い出の熱源で 巻き戻してしまえたらいいね 羽ばたいていけ さらば傷んだ海馬は捨て And you and I meet again 僕の名前憶えてる? 醒めないでいて 花や鳥になってしまっても 千人目の僕もまた愛してくれる? 無数の花弁が散る 空を覆い尽くして カルキの匂いに記憶を洗う 虹色の誕生日を瞳に閉まって 僕はまた生まれ変わる 翼を開いて 羽ばたいていけ 瞼のエンドロールを裂いて And you and I meet again 僕の名前憶えてる? 醒めないでいて いつかは灰になってしまうけど 何回だって巡り逢うの And you and I meet again まだ愛してくれる? | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | | 世界の最終回でまた会おうぜ 途方もない時間の果てに立って 今って何ページのどのあたり 読み飛ばしてしまえたらいいね なんて 羽ばたいていけ あの日流した涙を越え And you and I meet again 僕の名前憶えてる? 醒めないでいて 海や風になってしまっても 千年後の僕もまだ愛してくれる? 最上階でまた会おうぜ 情けない感情も底をついて 燃やした思い出の熱源で 巻き戻してしまえたらいいね 羽ばたいていけ さらば傷んだ海馬は捨て And you and I meet again 僕の名前憶えてる? 醒めないでいて 花や鳥になってしまっても 千人目の僕もまた愛してくれる? 無数の花弁が散る 空を覆い尽くして カルキの匂いに記憶を洗う 虹色の誕生日を瞳に閉まって 僕はまた生まれ変わる 翼を開いて 羽ばたいていけ 瞼のエンドロールを裂いて And you and I meet again 僕の名前憶えてる? 醒めないでいて いつかは灰になってしまうけど 何回だって巡り逢うの And you and I meet again まだ愛してくれる? |
| 走馬灯洗剤の匂いがする 晴天も見飽きた頃 風船のわれる音で ウミネコが飛ぶ 炎天下いななく熱 校庭は水玉模様 心臓の潰れる音で 水色吹き散った 透けた指じゃ あなたの頬を伝う涙 拭えないから 乾くまでそばにいよう さんざめく痛みも 今じゃ美しくて 逆光を纏うあなたの海に 落ちる 砂の混じる言葉では 味気ないから こんな日くらいは 悲しい話をしよう 見て鮮やかなブルーで 燃え尽きた舞台 言わないで 余白なきシーンに言葉はいらない もう行かなくちゃ 最後の鐘が鳴る時間 嗚呼 願わくば今夜は 愛されてみたい 洗剤の匂いがする 晴天も見飽きた頃 洗剤の匂いがする 晴天も見飽きた頃 風船のわれる音で 夢から醒める 靡く髪や麗かな瞳の奥に 数えきれない悲しみを見た 透けた指じゃ あなたの頬を伝う涙 拭えないから 乾くまでそばにいよう | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | おいしくるメロンパン | 洗剤の匂いがする 晴天も見飽きた頃 風船のわれる音で ウミネコが飛ぶ 炎天下いななく熱 校庭は水玉模様 心臓の潰れる音で 水色吹き散った 透けた指じゃ あなたの頬を伝う涙 拭えないから 乾くまでそばにいよう さんざめく痛みも 今じゃ美しくて 逆光を纏うあなたの海に 落ちる 砂の混じる言葉では 味気ないから こんな日くらいは 悲しい話をしよう 見て鮮やかなブルーで 燃え尽きた舞台 言わないで 余白なきシーンに言葉はいらない もう行かなくちゃ 最後の鐘が鳴る時間 嗚呼 願わくば今夜は 愛されてみたい 洗剤の匂いがする 晴天も見飽きた頃 洗剤の匂いがする 晴天も見飽きた頃 風船のわれる音で 夢から醒める 靡く髪や麗かな瞳の奥に 数えきれない悲しみを見た 透けた指じゃ あなたの頬を伝う涙 拭えないから 乾くまでそばにいよう |
| 黄昏のレシピ切り刻む 今朝の誓い 押し潰す 昨日の後悔 盛り付ける 君の名前 ごちゃ混ぜのサラダボウル 例えばこの中いくつもの彩 僕が一つずつ失くしたとしたら じゃあどっから僕が僕ではなくなるの なんて知りたくもないけれど 代わり映えのないこの日々に 積もるとりどりの君の言葉が 僕を作っていく 混じり気のない風の中 嗚呼 募っていく 仰げば羊雲どこまでも 山並み平らげて駆けていく 傷んでた 淡い期待 切らしてた 心の余裕 もういいや ヘルシーな感情だけじゃ 物足りないサラダボウル 例えば僕の知り得ない彩のオイル 豪華なプレートなんちゃらのチーズ もうそれは僕じゃないとしても 一口大のこの今日が 塩気多すぎた今日までの証明だ さあ存分に味わって 代わり映えのないこの日々に 積もるとりどりの君の言葉が 僕を作っていく 混じり気のない風の中 嗚呼 募っていく 仰げば羊雲どこまでも 山並み平らげて駆けていく | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | | 切り刻む 今朝の誓い 押し潰す 昨日の後悔 盛り付ける 君の名前 ごちゃ混ぜのサラダボウル 例えばこの中いくつもの彩 僕が一つずつ失くしたとしたら じゃあどっから僕が僕ではなくなるの なんて知りたくもないけれど 代わり映えのないこの日々に 積もるとりどりの君の言葉が 僕を作っていく 混じり気のない風の中 嗚呼 募っていく 仰げば羊雲どこまでも 山並み平らげて駆けていく 傷んでた 淡い期待 切らしてた 心の余裕 もういいや ヘルシーな感情だけじゃ 物足りないサラダボウル 例えば僕の知り得ない彩のオイル 豪華なプレートなんちゃらのチーズ もうそれは僕じゃないとしても 一口大のこの今日が 塩気多すぎた今日までの証明だ さあ存分に味わって 代わり映えのないこの日々に 積もるとりどりの君の言葉が 僕を作っていく 混じり気のない風の中 嗚呼 募っていく 仰げば羊雲どこまでも 山並み平らげて駆けていく |
| 蒲公英箱庭の底で見上げた朝の白い半月の 欠けた方の月を君にもらった日 思い出していた ブラウスに木漏れ日 硝子細工の天球儀 もう君を乗せて吹く風に 僕の声は届かない 春に埋もれゆく街と しわくちゃに握った言葉 渡すつもりなど初めからなかった手紙 どこまでも続く川の果てには 海があるとか カシオペアはいつも同じ空から 君を指すとか 一つ一つが愛しく不細工なポラロイド 折れて曇っても決して失くせはしないよ ねえ君は今何を思う? 同じこと考えてる? お日様の薫る空で 満ちてゆく胸の奥に残る痛みだけ 抱きしめて 薄れゆく想いは やがて春の風になっていく 綿毛みたいにどこへでも 行けるような気がして 穏やかな呼吸の中で すくむ足解くように 僕を呼ぶ風が吹くよ どうせならもう二度と君と 巡り逢うことのないように カシオペア 光る空に 背を向けて僕はゆく 紙吹雪にして投げ捨てた手紙 綺麗だった | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | おいしくるメロンパン | 箱庭の底で見上げた朝の白い半月の 欠けた方の月を君にもらった日 思い出していた ブラウスに木漏れ日 硝子細工の天球儀 もう君を乗せて吹く風に 僕の声は届かない 春に埋もれゆく街と しわくちゃに握った言葉 渡すつもりなど初めからなかった手紙 どこまでも続く川の果てには 海があるとか カシオペアはいつも同じ空から 君を指すとか 一つ一つが愛しく不細工なポラロイド 折れて曇っても決して失くせはしないよ ねえ君は今何を思う? 同じこと考えてる? お日様の薫る空で 満ちてゆく胸の奥に残る痛みだけ 抱きしめて 薄れゆく想いは やがて春の風になっていく 綿毛みたいにどこへでも 行けるような気がして 穏やかな呼吸の中で すくむ足解くように 僕を呼ぶ風が吹くよ どうせならもう二度と君と 巡り逢うことのないように カシオペア 光る空に 背を向けて僕はゆく 紙吹雪にして投げ捨てた手紙 綺麗だった |
| 誰もが密室にて息をする複製の街 幾何学模様 繰り返す風景 曇天を輪にして 黒髪に浮かべたそれに 送る散文詩をどうぞ 嗚呼飼い殺しの 生簀の鯉気分 麻酔が切れて 目を擦って 今に気づいた 恋は炎症 雨を待とうが無様 喉が渇いた 下卑た感傷 唾でもつけて 複製の街 複製の街 複製の街 複製の街を抜け 飼い殺しの 生簀の鯉気分 麻酔が切れて おかわりを頂戴な 正気になって 正気じゃいられない 曇天を投与して 鈍る散文詩 されど気づいた 恋は炎症 雨を待とうが無様 喉が渇いた 下卑た感傷 爪でも立てて 雲間から覗く空に 薄暗い思想の内壁に 穴を空けようとして 突き立てた左心房 冒涜に粛清をと 奪われた主導権 息が詰まるような 閉塞感の得体は 鏡の裏で嗤う 今に気づいた 恋は炎症 雨を待とうが無様 喉が渇いた 下卑た感傷 一思いに壊して 生簀を空にして | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | おいしくるメロンパン | 複製の街 幾何学模様 繰り返す風景 曇天を輪にして 黒髪に浮かべたそれに 送る散文詩をどうぞ 嗚呼飼い殺しの 生簀の鯉気分 麻酔が切れて 目を擦って 今に気づいた 恋は炎症 雨を待とうが無様 喉が渇いた 下卑た感傷 唾でもつけて 複製の街 複製の街 複製の街 複製の街を抜け 飼い殺しの 生簀の鯉気分 麻酔が切れて おかわりを頂戴な 正気になって 正気じゃいられない 曇天を投与して 鈍る散文詩 されど気づいた 恋は炎症 雨を待とうが無様 喉が渇いた 下卑た感傷 爪でも立てて 雲間から覗く空に 薄暗い思想の内壁に 穴を空けようとして 突き立てた左心房 冒涜に粛清をと 奪われた主導権 息が詰まるような 閉塞感の得体は 鏡の裏で嗤う 今に気づいた 恋は炎症 雨を待とうが無様 喉が渇いた 下卑た感傷 一思いに壊して 生簀を空にして |
| ツツジの枯れる頃には君が笑ってないの 私には分かった 不自由だと思った 自分みたいで 小さい世界にずっと その手を縛ってたんだ ミサンガを千切って 屋上から投げて プリントで配る神様に 背を向けて 目を閉じて 動かないで 理由なんて 訊かないで 君自身で 囁いて 声を聞いて 目を開いて 手を繋いで その目で 私を見て ツツジの枯れる頃には 飽きるまで 最低なことをしよう 虚構の鳥籠を イヤホンコードみたいに解いてよ 満点のその解を 紙切れにしたいよ 君がこの世界に バツをつけてよ 盲信しないで全部 疑ってしまえばいいよ 君がこの世界の 価値を決めてよ 春暮れてまで 哀しいままでいよう 二度と君がもう さよならなんて言えないように いつまで経っても金曜日 不自由だ結局 信仰心差し出して 目を閉じて 動かないで 理由なんて 訊かないで 君自身で 囁いて 声を聞いて 目を開いて 手を繋いで その目で 私を見て ツツジの枯れる頃には 飽きるまで 最低なことをしよう 虚構の鳥籠を イヤホンコードみたいに解いてよ ツツジの枯れる頃には | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | おいしくるメロンパン | 君が笑ってないの 私には分かった 不自由だと思った 自分みたいで 小さい世界にずっと その手を縛ってたんだ ミサンガを千切って 屋上から投げて プリントで配る神様に 背を向けて 目を閉じて 動かないで 理由なんて 訊かないで 君自身で 囁いて 声を聞いて 目を開いて 手を繋いで その目で 私を見て ツツジの枯れる頃には 飽きるまで 最低なことをしよう 虚構の鳥籠を イヤホンコードみたいに解いてよ 満点のその解を 紙切れにしたいよ 君がこの世界に バツをつけてよ 盲信しないで全部 疑ってしまえばいいよ 君がこの世界の 価値を決めてよ 春暮れてまで 哀しいままでいよう 二度と君がもう さよならなんて言えないように いつまで経っても金曜日 不自由だ結局 信仰心差し出して 目を閉じて 動かないで 理由なんて 訊かないで 君自身で 囁いて 声を聞いて 目を開いて 手を繋いで その目で 私を見て ツツジの枯れる頃には 飽きるまで 最低なことをしよう 虚構の鳥籠を イヤホンコードみたいに解いてよ ツツジの枯れる頃には |
| 透明造花夏の模造品を あなたは幾つも持っていた 極めて風流な 日傘から覗く永遠や 今でも夢に見るのさ 僕はもうどこにもいないから 縋っちゃいけないよ 凛と咲いておくれ 陰謀を謳歌した 終わり無きその生命に 水滴のような解 それも偽りと言うなら 軋む黄昏 靡く鉄 遍く全てに本当なんてないね 遮るように翳した掌に掴ませる便箋 熱りのさった空を仰いだ 日焼けの跡だけがそこに残った 波のさらった砂に描く点線 夏のような あなたのような それは二度とは来ない季節 刻む 僕はもうどこにもいないから 泣いて笑ってよ造り物の愛で さよならあなたと凪ぐ街よ 遠く 遠くへ 滲む水平線へ | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | | 夏の模造品を あなたは幾つも持っていた 極めて風流な 日傘から覗く永遠や 今でも夢に見るのさ 僕はもうどこにもいないから 縋っちゃいけないよ 凛と咲いておくれ 陰謀を謳歌した 終わり無きその生命に 水滴のような解 それも偽りと言うなら 軋む黄昏 靡く鉄 遍く全てに本当なんてないね 遮るように翳した掌に掴ませる便箋 熱りのさった空を仰いだ 日焼けの跡だけがそこに残った 波のさらった砂に描く点線 夏のような あなたのような それは二度とは来ない季節 刻む 僕はもうどこにもいないから 泣いて笑ってよ造り物の愛で さよならあなたと凪ぐ街よ 遠く 遠くへ 滲む水平線へ |
| トロイメライ水に指を滑らせて手紙を書く 軸に歪む空に散っていった 神様がくれた僕の時間を 君にあげる 狡を許してね どうか 遠い遠い場所でいいから その未来を見ていたい 溶けたアイスでベタベタになった ブラウスが煌めいていた 洗剤の匂いに踊るメロディ レコードの溝を埋めるリップクリーム 君がくれた 僕にくれた名前を 忘れないで 思い出してほしい いつか 赤い風が吹いて 夏が君のことを慰める たとえば海が乾いたら 婚約者にしてほしいんだ 今 ガラス越しに指が重なる 二度と触れることはできない 分かっていた 水に指を滑らせて 指を滑らせて 終わらないエンドロールに席を立つのさ いつか 巻きすぎたオルゴールが壊れるように その名前すら 思い出せないようにしたのはあなた あなたでしょう 燃ゆるような夕焼けに海が涸れてゆく | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | おいしくるメロンパン | 水に指を滑らせて手紙を書く 軸に歪む空に散っていった 神様がくれた僕の時間を 君にあげる 狡を許してね どうか 遠い遠い場所でいいから その未来を見ていたい 溶けたアイスでベタベタになった ブラウスが煌めいていた 洗剤の匂いに踊るメロディ レコードの溝を埋めるリップクリーム 君がくれた 僕にくれた名前を 忘れないで 思い出してほしい いつか 赤い風が吹いて 夏が君のことを慰める たとえば海が乾いたら 婚約者にしてほしいんだ 今 ガラス越しに指が重なる 二度と触れることはできない 分かっていた 水に指を滑らせて 指を滑らせて 終わらないエンドロールに席を立つのさ いつか 巻きすぎたオルゴールが壊れるように その名前すら 思い出せないようにしたのはあなた あなたでしょう 燃ゆるような夕焼けに海が涸れてゆく |
| ドクダミ風邪薬が苦いのは 優しさの裏返しか 体温計はないけど 思い当たる節はある 大袈裟だ君は 断りきれない 変な形の梨が甘い 君に風邪がうつる頃には 夕闇にのまれ 日が長くなったことにすら 二人気づかない そろそろ帰ろうか 線路沿いの道に咲いた花に 君はよく似ていた 春が終わる匂いがした 僕一人を欠いた世界は 淀みなく回る今日も それならばもう少しだけ長く 寝たかった 病み上がりにだって 平等に通り雨 君も今頃帰り道の途中 この頬で爆ぜた六時の生ぬるい雨が 次は君のまつ毛濡らしながら落ちてゆく 踏み切りが響いて 君の言葉が聞き取れずに 何故か諦めた 君の風邪が治る頃には 夏めく世界で 口約束は湿り気に弱いことを知る そろそろ帰ろうか 線路沿いの道に咲いた花に 君はよく似ていた 春が終わる匂いがした 夕闇の中 | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | | 風邪薬が苦いのは 優しさの裏返しか 体温計はないけど 思い当たる節はある 大袈裟だ君は 断りきれない 変な形の梨が甘い 君に風邪がうつる頃には 夕闇にのまれ 日が長くなったことにすら 二人気づかない そろそろ帰ろうか 線路沿いの道に咲いた花に 君はよく似ていた 春が終わる匂いがした 僕一人を欠いた世界は 淀みなく回る今日も それならばもう少しだけ長く 寝たかった 病み上がりにだって 平等に通り雨 君も今頃帰り道の途中 この頬で爆ぜた六時の生ぬるい雨が 次は君のまつ毛濡らしながら落ちてゆく 踏み切りが響いて 君の言葉が聞き取れずに 何故か諦めた 君の風邪が治る頃には 夏めく世界で 口約束は湿り気に弱いことを知る そろそろ帰ろうか 線路沿いの道に咲いた花に 君はよく似ていた 春が終わる匂いがした 夕闇の中 |
| dry flower充分寝た もうサイレンが 空っぽな五時を迎えに来た 僕を溶かしたバター 塗りたくったこの部屋 戦争映画鳴らす隣人 目眩を打った銃声 煮える残暑の刹那 世界の終わりみたいな赤 寂しくなったら きっとそれすらはしたない あなたを待っても ずっと遠い日の花火なのでしょう 染まり続ける翠の扇動に 疲れ果てても まだあなたの横顔は美しい この想いはまるで 散らずに枯れた紫陽花のようだ 死期を待つ約束だけが僕を歩かせる 次の季節へ 戦争映画は鳴き止んでいた 塩素の匂いは 空白を塗りつぶしてくれた 秒針の怒鳴り声もさ いつからか愛おしく思えていた 戦争映画は鳴き止んでいた 静寂の中 浮かぶ船の帆は靡かない 思い出にすらなれない夏は 永遠になった 誄歌のようなヒグラシの声に眠る 寂しくなったら きっとそれすらはしたない あなたを待っても ずっと遠い日の花火なのでしょう | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | おいしくるメロンパン | 充分寝た もうサイレンが 空っぽな五時を迎えに来た 僕を溶かしたバター 塗りたくったこの部屋 戦争映画鳴らす隣人 目眩を打った銃声 煮える残暑の刹那 世界の終わりみたいな赤 寂しくなったら きっとそれすらはしたない あなたを待っても ずっと遠い日の花火なのでしょう 染まり続ける翠の扇動に 疲れ果てても まだあなたの横顔は美しい この想いはまるで 散らずに枯れた紫陽花のようだ 死期を待つ約束だけが僕を歩かせる 次の季節へ 戦争映画は鳴き止んでいた 塩素の匂いは 空白を塗りつぶしてくれた 秒針の怒鳴り声もさ いつからか愛おしく思えていた 戦争映画は鳴き止んでいた 静寂の中 浮かぶ船の帆は靡かない 思い出にすらなれない夏は 永遠になった 誄歌のようなヒグラシの声に眠る 寂しくなったら きっとそれすらはしたない あなたを待っても ずっと遠い日の花火なのでしょう |
| 亡き王女のための水域波打ち際 闇に浮かべた花束 蹲み込んで裾を濡らす黒いワンピース 見果てぬ空を青さ恋しく あなたが唯一残した世界 逸れぬように握りしめても 解けた掌から溢れる砂粒 海のように眠り続けるのが あなたに許された祈りならば 青白い頬に月が流れ込んでも まだ夜は明けない 何から話そう あれからの物語を 生まれ変わるまでの夢路 新しい名前には慣れたかな 「可哀想に」 玩ぶ貝殻の海鳴り耳元で囁いた 燦々と祝福の鐘が鳴る その痛みに揺られながら 嗚呼 途切れることのない永久の瞬き ネメシスの眼差し 明日はもう来ないだろう 海のように眠り続けるのが あなたに許された祈りならば 青白い頬に月が ただ一人 晴れ渡る空の下 花弁掬い上げて笑う 寝息のように寄せては返す 海があなたならば 寂しくはない | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | | 波打ち際 闇に浮かべた花束 蹲み込んで裾を濡らす黒いワンピース 見果てぬ空を青さ恋しく あなたが唯一残した世界 逸れぬように握りしめても 解けた掌から溢れる砂粒 海のように眠り続けるのが あなたに許された祈りならば 青白い頬に月が流れ込んでも まだ夜は明けない 何から話そう あれからの物語を 生まれ変わるまでの夢路 新しい名前には慣れたかな 「可哀想に」 玩ぶ貝殻の海鳴り耳元で囁いた 燦々と祝福の鐘が鳴る その痛みに揺られながら 嗚呼 途切れることのない永久の瞬き ネメシスの眼差し 明日はもう来ないだろう 海のように眠り続けるのが あなたに許された祈りならば 青白い頬に月が ただ一人 晴れ渡る空の下 花弁掬い上げて笑う 寝息のように寄せては返す 海があなたならば 寂しくはない |
| nazca僕たちはいつの日か 変わり果てた大地を前に 翼を広げ言うのだろう 誰も覚えていない あの空の色 雨の香りも 花の散ることない 季節を探し姿を消したままの君も 正されることのない 矛先を突き付けた鉄塔 きっと僕たちは何もかも 奪われてしまうことさえも 受け入れてゆく 僕たちはいつの日か 踏み荒らした大地の上で 涙を流し言うのだろう 今は知る由もない 砂浜の夢 小さな世界 海鳴りの絶えない 貝殻は無くしてしまったよ いつまでも淋しそうな あの空を慰める言葉などない きっと僕たちは何もかも 奪い続けた報いでさえも 拒もうとする 僕たちはいつの日か 空をも掴もうと手を伸ばして その深さに その高さに その清さに その淡さに その青さに その碧さに 溺れてしまうだろう 僕たちは… | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | おいしくるメロンパン | 僕たちはいつの日か 変わり果てた大地を前に 翼を広げ言うのだろう 誰も覚えていない あの空の色 雨の香りも 花の散ることない 季節を探し姿を消したままの君も 正されることのない 矛先を突き付けた鉄塔 きっと僕たちは何もかも 奪われてしまうことさえも 受け入れてゆく 僕たちはいつの日か 踏み荒らした大地の上で 涙を流し言うのだろう 今は知る由もない 砂浜の夢 小さな世界 海鳴りの絶えない 貝殻は無くしてしまったよ いつまでも淋しそうな あの空を慰める言葉などない きっと僕たちは何もかも 奪い続けた報いでさえも 拒もうとする 僕たちはいつの日か 空をも掴もうと手を伸ばして その深さに その高さに その清さに その淡さに その青さに その碧さに 溺れてしまうだろう 僕たちは… |
| 波打ち際のマーチ波打ち際のマーチ 歩いていこう濡れた靴鳴らして 足跡は残すつもりなど無いのさ 思い出なら 波よ攫え 傷に染みる潮風の歌 ひとり口ずさめば 心の風車は回る 今日もくるくると回る トリコロールに染まる彼方 街は寝息の中 甘い夢の続きを見よう 虹のアーチ 歩いていこう 折れた傘は捨てて アルバムに残す写真などないのさ 思い出なら 錆びてしまえ 時にはくもり空 不安と期待の中 沈んだりする それでも深い眠りから 冷めた頃にまた踏み出して行ける 青く滲んで揺れる蜃気楼 ガラス瓶の底で覗いた明日 空想海岸へ 歩いていこうぜ 振り返らないで 君の手を引いて あの海の果てまで どこまでも この夢はずっと夢のままでいいよ 終わりのない行進曲を歌う 明日も明後日も 醒めないで あたたかく 背中を差す夕日が赤く透けて カーディガンの花の刺繍から漏れ出した あの日から止まれはしない | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | おいしくるメロンパン | 波打ち際のマーチ 歩いていこう濡れた靴鳴らして 足跡は残すつもりなど無いのさ 思い出なら 波よ攫え 傷に染みる潮風の歌 ひとり口ずさめば 心の風車は回る 今日もくるくると回る トリコロールに染まる彼方 街は寝息の中 甘い夢の続きを見よう 虹のアーチ 歩いていこう 折れた傘は捨てて アルバムに残す写真などないのさ 思い出なら 錆びてしまえ 時にはくもり空 不安と期待の中 沈んだりする それでも深い眠りから 冷めた頃にまた踏み出して行ける 青く滲んで揺れる蜃気楼 ガラス瓶の底で覗いた明日 空想海岸へ 歩いていこうぜ 振り返らないで 君の手を引いて あの海の果てまで どこまでも この夢はずっと夢のままでいいよ 終わりのない行進曲を歌う 明日も明後日も 醒めないで あたたかく 背中を差す夕日が赤く透けて カーディガンの花の刺繍から漏れ出した あの日から止まれはしない |
| 眠れる海のセレナーデボロ切れの袖を透かしてみた空 凍てついた風と溺れそうな太陽 ただ冬の海に還りたくなるの きっと前の世界でまだ私を呼ぶ声が 鳴り止むことを忘れたままでいる 青くなっていく月が頬を撫でながら 二人の影は一つ 柔らかな痛みの中 随分と長く引きずったものだ 離さない方が楽だっただけよ ただ冬の海に還りたくなるの ずっと先の未来でまたあなたに出会うだろう そしたらきっと全てを思い出そう 青くなっていく月が頬を撫でながら 二人の影は一つ寒空に揺られながら 目を閉じても眩しく刺す様に 途切れることのないその瞬き 嗚呼 今も永い夢の中 目を覚ます事はない 遠ざかっていく船の帆は靡かないまま 濡れた裾が乾くこともないまま 何度だって聞いてるよたしかに聞こえてるよ 「さよなら」その言葉が きっと前の世界でまだ私を呼ぶ声が 鳴り止むことを忘れたままでいる 青くなっていく月が頬を撫でながら 二人の影は一つ 明けることのない夜は柔らかな痛みの中 | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | | ボロ切れの袖を透かしてみた空 凍てついた風と溺れそうな太陽 ただ冬の海に還りたくなるの きっと前の世界でまだ私を呼ぶ声が 鳴り止むことを忘れたままでいる 青くなっていく月が頬を撫でながら 二人の影は一つ 柔らかな痛みの中 随分と長く引きずったものだ 離さない方が楽だっただけよ ただ冬の海に還りたくなるの ずっと先の未来でまたあなたに出会うだろう そしたらきっと全てを思い出そう 青くなっていく月が頬を撫でながら 二人の影は一つ寒空に揺られながら 目を閉じても眩しく刺す様に 途切れることのないその瞬き 嗚呼 今も永い夢の中 目を覚ます事はない 遠ざかっていく船の帆は靡かないまま 濡れた裾が乾くこともないまま 何度だって聞いてるよたしかに聞こえてるよ 「さよなら」その言葉が きっと前の世界でまだ私を呼ぶ声が 鳴り止むことを忘れたままでいる 青くなっていく月が頬を撫でながら 二人の影は一つ 明けることのない夜は柔らかな痛みの中 |
| 灰羽書斎を埋め尽くした物語 僕は読み耽た 埃まみれ 蛍光灯の制御する夜に フィラメントは溶けた 溢れ出す光粒子 廻る鍵穴 開け放てば逆さまの空へ 落ちてゆくブーツ 嗚呼 背負わされた冒涜の対価 不完全な奇跡で I'm falling down 洗い立ての世界へ今 合成樹脂の翼じゃ 風は掴めないはずだった 網膜に灼けつく晴天 誰もが僕を知らない世界へ 凍結になったあの計画 輪郭を手放した 陰謀の絵の具を被っていた 常識を淘汰した愛にブレーキは手遅れ 神々の設計図 思い出の実験台 その全てが知らない誰か 遺伝子の複製品 I'm falling down 洗い立ての世界へ今 歯車の光輪じゃ 夜は照らせないはずだった 蝋燭の火が消える 例えば残酷な事実ほど 目を逸らせはしない falling down 終わりのない命を 差し出して堕ちてゆく 全てが僕を否定する世界で 僕は歌うよ 「素晴らしい世界だ。」 | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | おいしくるメロンパン | 書斎を埋め尽くした物語 僕は読み耽た 埃まみれ 蛍光灯の制御する夜に フィラメントは溶けた 溢れ出す光粒子 廻る鍵穴 開け放てば逆さまの空へ 落ちてゆくブーツ 嗚呼 背負わされた冒涜の対価 不完全な奇跡で I'm falling down 洗い立ての世界へ今 合成樹脂の翼じゃ 風は掴めないはずだった 網膜に灼けつく晴天 誰もが僕を知らない世界へ 凍結になったあの計画 輪郭を手放した 陰謀の絵の具を被っていた 常識を淘汰した愛にブレーキは手遅れ 神々の設計図 思い出の実験台 その全てが知らない誰か 遺伝子の複製品 I'm falling down 洗い立ての世界へ今 歯車の光輪じゃ 夜は照らせないはずだった 蝋燭の火が消える 例えば残酷な事実ほど 目を逸らせはしない falling down 終わりのない命を 差し出して堕ちてゆく 全てが僕を否定する世界で 僕は歌うよ 「素晴らしい世界だ。」 |
| 蜂蜜夜が明ける頃に水色の街へと 眠れなかったけど別に構わない 友達がいないなんて 君には言えないだろう 僕を親友と言っていた君には 雲ひとつ無い空が 涙を溢すのを待つだけの趣味さ 塞ぎ込んでいたって 分かっちゃくれんしな 味気ない日々に 蜂蜜でも降らしてよ 君を呼んでみたって 別になにも話すことないし つまるところ今日も 嘘が暴露る前に 君が気付く前に お茶を濁してみるとこうもあっけなく 愛想笑いも別に苦手じゃないけれど 無理に笑っている君は不気味だよ 来るものに後退り 去る者の背を見つめ 微妙な距離を保っていたいよ 嫌いになるよりマシ ひとりでいれば君も 怒らないし傷つきはしないから 雲ひとつ無い空が 涙を溢すのは待つだけの興味さ 塞ぎ込んでいたって 分かっちゃくれんしな 味気ない日々に 蜂蜜でも降らしてよ 君を呼んでみたって 別になにも話すことないけれど 閉じこもっていたって 気付いちゃくれんしな なんとなくダメだって 分かってる うちに来るなら 牛乳と蜂蜜 買ってきてよ 寒いからホットミルク飲もうよ | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | おいしくるメロンパン | 夜が明ける頃に水色の街へと 眠れなかったけど別に構わない 友達がいないなんて 君には言えないだろう 僕を親友と言っていた君には 雲ひとつ無い空が 涙を溢すのを待つだけの趣味さ 塞ぎ込んでいたって 分かっちゃくれんしな 味気ない日々に 蜂蜜でも降らしてよ 君を呼んでみたって 別になにも話すことないし つまるところ今日も 嘘が暴露る前に 君が気付く前に お茶を濁してみるとこうもあっけなく 愛想笑いも別に苦手じゃないけれど 無理に笑っている君は不気味だよ 来るものに後退り 去る者の背を見つめ 微妙な距離を保っていたいよ 嫌いになるよりマシ ひとりでいれば君も 怒らないし傷つきはしないから 雲ひとつ無い空が 涙を溢すのは待つだけの興味さ 塞ぎ込んでいたって 分かっちゃくれんしな 味気ない日々に 蜂蜜でも降らしてよ 君を呼んでみたって 別になにも話すことないけれど 閉じこもっていたって 気付いちゃくれんしな なんとなくダメだって 分かってる うちに来るなら 牛乳と蜂蜜 買ってきてよ 寒いからホットミルク飲もうよ |
| フランネル単純なことですら 難しく考えてしまう癖 斜め色の夕景に やがて僕も染まりはじめてる 焼きついたまま 君をくり抜いてずれる街 言えないままに飴玉は溶けて 甘ったるいだけ 不確かで不揃いの言葉じゃ 選んでも選んでも 渡すもんがない ねえどうしても ありのままを吐いても ほつれた先から 風に舞う紅いフランネル 欄干の影を跳ぶ また一つ飴玉が落ちる 頭の中で 街をくり抜いてずれる君 眩しくてまだ 僕は目を伏せたまま 身勝手で頼りのない僕じゃ 選んでも選んでも 渡すもんがない ねえどうしても ありのままを吐いても ほつれた先から 風に舞う紅いフランネル 高層ビルが滑る 斜陽が点滅して 言えなかった言葉 奥歯で噛み砕いて 街明かりが灯る ねえどうして 曲り歪む世界で ねえ僕らは 別のなにかを見てる たとえそうであっても ねえどうして ありのままの声じゃ 叫んでも叫んでも 届きはしない ねえどうやら 分かり合おうとしたいだけ 解いてよ 解いてよ 風に舞う紅いフランネル それは眼前で解けた快刀乱麻 僕ら台本を焚べた 今 夕日が燃える | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | | 単純なことですら 難しく考えてしまう癖 斜め色の夕景に やがて僕も染まりはじめてる 焼きついたまま 君をくり抜いてずれる街 言えないままに飴玉は溶けて 甘ったるいだけ 不確かで不揃いの言葉じゃ 選んでも選んでも 渡すもんがない ねえどうしても ありのままを吐いても ほつれた先から 風に舞う紅いフランネル 欄干の影を跳ぶ また一つ飴玉が落ちる 頭の中で 街をくり抜いてずれる君 眩しくてまだ 僕は目を伏せたまま 身勝手で頼りのない僕じゃ 選んでも選んでも 渡すもんがない ねえどうしても ありのままを吐いても ほつれた先から 風に舞う紅いフランネル 高層ビルが滑る 斜陽が点滅して 言えなかった言葉 奥歯で噛み砕いて 街明かりが灯る ねえどうして 曲り歪む世界で ねえ僕らは 別のなにかを見てる たとえそうであっても ねえどうして ありのままの声じゃ 叫んでも叫んでも 届きはしない ねえどうやら 分かり合おうとしたいだけ 解いてよ 解いてよ 風に舞う紅いフランネル それは眼前で解けた快刀乱麻 僕ら台本を焚べた 今 夕日が燃える |
| ベルベット二度と解けない 風に舞う白いベルベット 先天的な差異も 取るに足らんような誤解も 白シャツにこぼした憂いも 人知れずシミになっていた 君がこの街を去って 僕がその答えを知って どれだけ経つだろう 風も色も変える頃さ 愛も解も才も他意もないの なんて純真無垢な 礼と無礼と灰色の 毛糸編んで頂戴生涯 息を吸って吐いて吸って吐いて 今日も少しずつ濁り続けてゆく 二度と解けない固結びの言葉 君の髪飾り 風に舞う白いベルベット 厭世的な僕と とびきり楽観的な態度 時折思い出すくらいよ 気づけばシミにも慣れた どうやったってそうだ 今更考えたって無謀だ 君には白がよく似合うのに ああ、ごめんね 点も線も縁も何もないの そんな曖昧模糊な 凡も非凡も無論 リボンで巻いて頂戴生涯 息を吸って吐いて吸って吐いて 今日も少しずつ濁り続けてゆく 二度と解けない固結びの言葉 痣になる前に千切れないのは弱虫? あの日から 君のいない街で 君のいる世界で 僕は生きてる 息をする 鮮やかに染まるように | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | おいしくるメロンパン | 二度と解けない 風に舞う白いベルベット 先天的な差異も 取るに足らんような誤解も 白シャツにこぼした憂いも 人知れずシミになっていた 君がこの街を去って 僕がその答えを知って どれだけ経つだろう 風も色も変える頃さ 愛も解も才も他意もないの なんて純真無垢な 礼と無礼と灰色の 毛糸編んで頂戴生涯 息を吸って吐いて吸って吐いて 今日も少しずつ濁り続けてゆく 二度と解けない固結びの言葉 君の髪飾り 風に舞う白いベルベット 厭世的な僕と とびきり楽観的な態度 時折思い出すくらいよ 気づけばシミにも慣れた どうやったってそうだ 今更考えたって無謀だ 君には白がよく似合うのに ああ、ごめんね 点も線も縁も何もないの そんな曖昧模糊な 凡も非凡も無論 リボンで巻いて頂戴生涯 息を吸って吐いて吸って吐いて 今日も少しずつ濁り続けてゆく 二度と解けない固結びの言葉 痣になる前に千切れないのは弱虫? あの日から 君のいない街で 君のいる世界で 僕は生きてる 息をする 鮮やかに染まるように |
| マテリアル決まってあなたは計算なんかを嫌って ハムレット 読み飛ばす結末が気になって 紫外線 抉り抜く繊細なシルエット 悠々 火をつける一本のシガレット あなたの瞳で揺れる夏が 実態に価値なんてないことの 確かな証明 回る日傘の陰の中で 運命なんてものがないってこと ちゃんと教えてよねえ 机上論 あなたは真相を解き明かして 欠損だらけの平凡を脅かしていく 踵を踏んで歩かないで無惨に潰したコンバース きっと全てが乱暴なアンチテーゼ あなたにこの手が触れるたびに 永遠なんてものがないってこと 僕は思い知る 潮風荒ぶ空の下で 一瞬で錆びてしまう今を 何度も繰り返しながら 触れはしないものだけを信じていたいのさ どうせ僕らも少しずつ朽ちてゆくなら 波の音 空の色のように 何度でも僕らは別人になって その度また平凡を否定し合うだろう あなたがこの手を解く頃に 永遠が確かにあったこと僕は知る あなたの瞳に映る僕の 瞳に映るあなたに僕は見惚れてる それが答えではないことも 正解に価値なんてないことも 僕に教えてよ 運命なんてものがないってこと ちゃんと教えてよねえ | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | おいしくるメロンパン | 決まってあなたは計算なんかを嫌って ハムレット 読み飛ばす結末が気になって 紫外線 抉り抜く繊細なシルエット 悠々 火をつける一本のシガレット あなたの瞳で揺れる夏が 実態に価値なんてないことの 確かな証明 回る日傘の陰の中で 運命なんてものがないってこと ちゃんと教えてよねえ 机上論 あなたは真相を解き明かして 欠損だらけの平凡を脅かしていく 踵を踏んで歩かないで無惨に潰したコンバース きっと全てが乱暴なアンチテーゼ あなたにこの手が触れるたびに 永遠なんてものがないってこと 僕は思い知る 潮風荒ぶ空の下で 一瞬で錆びてしまう今を 何度も繰り返しながら 触れはしないものだけを信じていたいのさ どうせ僕らも少しずつ朽ちてゆくなら 波の音 空の色のように 何度でも僕らは別人になって その度また平凡を否定し合うだろう あなたがこの手を解く頃に 永遠が確かにあったこと僕は知る あなたの瞳に映る僕の 瞳に映るあなたに僕は見惚れてる それが答えではないことも 正解に価値なんてないことも 僕に教えてよ 運命なんてものがないってこと ちゃんと教えてよねえ |
| 未完成に瞬いて透明な感情で塗り重ねたダイアリー 無味乾燥な相槌のデコレーションシール 相も変わらず知ってるようでないような感じ どっか似てるようで違うような感じ 口約束は六月の雨模様 曖昧くらいがいい 目が回っちゃいそうで グラっちゃいそうなスピードで 昨日に思い出になってしまったって もう考えたって 分かんないことばっかだって 笑い合って憶えていようね 例えばきっと虹色の明日だって 何だって選んだって構わない そんな世界でそれでも透明でいたい 君に差す夕陽と同じ色に染まれたら また明日 雑踏に抗って小雨混じりアイロニー 今日も単調な街並み 駅は変わらず突貫工事一生続行中 そっか似てるよ完成はない感じ 寄り道ばっかで 日が暮れてしまうけど 目的地もない 浮かんじゃうような 感覚に怯えないで 繋ぐこの手を離さないで 想定問答や因数分解じゃ絶対に 辿り着けない所まで行ける筈だから 何気なくて こぼれ落ちた言葉 それすらきっと 瞬きだって気づいた 忘れないで 憶えていたくて 胸の奥に閉まったって 溢れて眩しくて君と二人 目が回っちゃいそうで グラっちゃいそうなスピードで 昨日に思い出になってしまったって その度に新しい君と会って 未完成に瞬いて 例えばきっと虹色の明日だって 何だって選んだって構わない そんな世界でそれでも透明でいたい 君に差す夕陽と同じ色に染まれたら いつまでも消えることのない 瞬きになるから ねえもっと関係ない かわいげない話をしよう モラトリアム延々空転中 | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | おいしくるメロンパン | 透明な感情で塗り重ねたダイアリー 無味乾燥な相槌のデコレーションシール 相も変わらず知ってるようでないような感じ どっか似てるようで違うような感じ 口約束は六月の雨模様 曖昧くらいがいい 目が回っちゃいそうで グラっちゃいそうなスピードで 昨日に思い出になってしまったって もう考えたって 分かんないことばっかだって 笑い合って憶えていようね 例えばきっと虹色の明日だって 何だって選んだって構わない そんな世界でそれでも透明でいたい 君に差す夕陽と同じ色に染まれたら また明日 雑踏に抗って小雨混じりアイロニー 今日も単調な街並み 駅は変わらず突貫工事一生続行中 そっか似てるよ完成はない感じ 寄り道ばっかで 日が暮れてしまうけど 目的地もない 浮かんじゃうような 感覚に怯えないで 繋ぐこの手を離さないで 想定問答や因数分解じゃ絶対に 辿り着けない所まで行ける筈だから 何気なくて こぼれ落ちた言葉 それすらきっと 瞬きだって気づいた 忘れないで 憶えていたくて 胸の奥に閉まったって 溢れて眩しくて君と二人 目が回っちゃいそうで グラっちゃいそうなスピードで 昨日に思い出になってしまったって その度に新しい君と会って 未完成に瞬いて 例えばきっと虹色の明日だって 何だって選んだって構わない そんな世界でそれでも透明でいたい 君に差す夕陽と同じ色に染まれたら いつまでも消えることのない 瞬きになるから ねえもっと関係ない かわいげない話をしよう モラトリアム延々空転中 |
| 水びたしの国干ばつの春が続いて ブリキバケツの中 猫が鳴く 揺れるアカシアの合奏 雨雲の薫りに胸は躍る 涸れた太陽に潤す涙 それはあなたの内なる海 砂漠は一夜限り 泥の女王国に 泥濘んだ朝の吉報 号外の見出しが空を舞う 教会はすでに浸水 讃美歌の響きに胸は躍る 眠りから覚めたらきっと あなたはもう 何もかも覚えていない 僕のことすら 晴れた最後の日 輝いた虹 それは僕らの生きた証 恋をした 僕は恋をした その広い海に 触れないほどに 見えないほどに あなたで満ちた泥の国に 嗚呼 僕は溺れていたい 夏が息を返すまで ひとねむり | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | おいしくるメロンパン | 干ばつの春が続いて ブリキバケツの中 猫が鳴く 揺れるアカシアの合奏 雨雲の薫りに胸は躍る 涸れた太陽に潤す涙 それはあなたの内なる海 砂漠は一夜限り 泥の女王国に 泥濘んだ朝の吉報 号外の見出しが空を舞う 教会はすでに浸水 讃美歌の響きに胸は躍る 眠りから覚めたらきっと あなたはもう 何もかも覚えていない 僕のことすら 晴れた最後の日 輝いた虹 それは僕らの生きた証 恋をした 僕は恋をした その広い海に 触れないほどに 見えないほどに あなたで満ちた泥の国に 嗚呼 僕は溺れていたい 夏が息を返すまで ひとねむり |
| 命日手垢にまみれた街を今 洗い流していったんだ ねえ僕も慰めて 死んだ友達の命日も 思い出せなくなっていた 蛇口から水を飲んでも せめてこの風邪が治らないうちは そばにいて 朝も沈むくらい降り注いでいて 何も聞かないで 毛布の温度と溶け合って 境い目すら失ってしまえたらいいのに せめてこの熱が下がらないうちは そばにいて 夜の凍るくらい降り積もっていて 何も言わないで 窓は開けておくよ せめてこの瞼弛まないうちは そばにいて 空が歪むくらい構わないでしょう どうかこの冬が終わらないうちは 無垢な祈りみたいに降り注いでいて 何も聞かないで | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | おいしくるメロンパン | 手垢にまみれた街を今 洗い流していったんだ ねえ僕も慰めて 死んだ友達の命日も 思い出せなくなっていた 蛇口から水を飲んでも せめてこの風邪が治らないうちは そばにいて 朝も沈むくらい降り注いでいて 何も聞かないで 毛布の温度と溶け合って 境い目すら失ってしまえたらいいのに せめてこの熱が下がらないうちは そばにいて 夜の凍るくらい降り積もっていて 何も言わないで 窓は開けておくよ せめてこの瞼弛まないうちは そばにいて 空が歪むくらい構わないでしょう どうかこの冬が終わらないうちは 無垢な祈りみたいに降り注いでいて 何も聞かないで |
| Utopia嗚呼 遥かなハリボテの空 永久凍士 ここはユートピア ハイファイな海に飛ばす紙飛行機 正確な角度で焼却炉へ 新作の季節は フィルムショーのポスター 肝心なシーンは切り取られてる それでも泣けるように ほら 恰も僕の頭が解して 愛しているかのような どうして どうして 知らないはずの声が 響く真空管の世界 一人 淡白な意味で犇くランドマーク 空撮の都市は幾何学模様 体も声も名前も 貸し付けたんだ疾うに 汚すのが怖いって 笑って 笑って ほら 恰も僕の心が欲して 恋しているかのような どうして どうして いらないはずの今日で 満ちた環状線の舞台 一人 目を閉じていたの あの日からまだ 初めて開けたこの目で 全部 全部 選び直すよ 返して 返して 脚色のない僕の描いた それがユートピア ただ 確かな雪解けの気配 二度と目覚めない温い夢のように 響く心臓の音が近い | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | おいしくるメロンパン | 嗚呼 遥かなハリボテの空 永久凍士 ここはユートピア ハイファイな海に飛ばす紙飛行機 正確な角度で焼却炉へ 新作の季節は フィルムショーのポスター 肝心なシーンは切り取られてる それでも泣けるように ほら 恰も僕の頭が解して 愛しているかのような どうして どうして 知らないはずの声が 響く真空管の世界 一人 淡白な意味で犇くランドマーク 空撮の都市は幾何学模様 体も声も名前も 貸し付けたんだ疾うに 汚すのが怖いって 笑って 笑って ほら 恰も僕の心が欲して 恋しているかのような どうして どうして いらないはずの今日で 満ちた環状線の舞台 一人 目を閉じていたの あの日からまだ 初めて開けたこの目で 全部 全部 選び直すよ 返して 返して 脚色のない僕の描いた それがユートピア ただ 確かな雪解けの気配 二度と目覚めない温い夢のように 響く心臓の音が近い |
| 夜顔25時のビル風 乾いていく髪の匂い 刃こぼれした台詞と 君の手のぬるい感覚が ずっと ずっと 残る まだ 忘れないで 忘れないで って何度でも 書き足した線で もう 原形が分からないの 君のように 君のように 笑えなかったことは 今も覚えてる あの日から僕だけが 大人になってしまった 君にきかれた花の 名前だってあの頃は知らなかった ずっと ずっと 残る 霞んでいく 燻んでいく 夜 まだ 萎れないで 萎れないで って何度でも 感情を注いでも 蝕む不治の病 「夏がくれば、さよならだね」 って涼しげな横顔 月が照らしていた 季節が巡れば 幾千の花が咲く 君の中の空欄 一つの花の名前 今の僕ならそれを 埋めてあげられるのに 今の僕には君が いつまでも埋まらない空欄 ねえ 君のように 君のように 笑うけれど 降り出した雨に 輪郭が崩れてくの 忘れないよ 君と僕は 空欄のままでいいよ 空が白んでく | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | おいしくるメロンパン | 25時のビル風 乾いていく髪の匂い 刃こぼれした台詞と 君の手のぬるい感覚が ずっと ずっと 残る まだ 忘れないで 忘れないで って何度でも 書き足した線で もう 原形が分からないの 君のように 君のように 笑えなかったことは 今も覚えてる あの日から僕だけが 大人になってしまった 君にきかれた花の 名前だってあの頃は知らなかった ずっと ずっと 残る 霞んでいく 燻んでいく 夜 まだ 萎れないで 萎れないで って何度でも 感情を注いでも 蝕む不治の病 「夏がくれば、さよならだね」 って涼しげな横顔 月が照らしていた 季節が巡れば 幾千の花が咲く 君の中の空欄 一つの花の名前 今の僕ならそれを 埋めてあげられるのに 今の僕には君が いつまでも埋まらない空欄 ねえ 君のように 君のように 笑うけれど 降り出した雨に 輪郭が崩れてくの 忘れないよ 君と僕は 空欄のままでいいよ 空が白んでく |
look at the sea あなたの涙を飲んで あなたの吐息を吸って あなたの言葉を噛んでいたい 綺麗な髪を数えて 歪な痣をなぞって 静かな瞳に棲んでいたい look at the sea look at the flower look at the bird 醒めないでいてね look at the sea look at the sky look at the moon 醒めないでいてね あなたの憂いに酔って あなたの重さも愛し あなたの嘘なら信じていたい いっそ嫉妬に酔って いっそ悪意も愛し 全部嘘でも信じていたい look at the sea look at the flower look at the bird 醒めないでいてね look at the sea look at the sky look at the moon 醒めないでいてね 汚れないで触らないで 死ぬまで知らずにいようよ 求めないで目を塞いで 気づかないふりでもいいよ 恐れないで変わらないで 世界に二人でいいよ 手を繋いで離さないで 醒めないでいてね あなたの髪を数えていたい 綺麗な髪を数えていたい あなたの髪を数えていたい 髪を数えていたいだけ look at the sea look at the flower look at the bird 醒めないでいてね look at the sea look at the sky look at the moon 醒めないでいてね 醒めないでいてね | おいしくるメロンパン | ナカシマ | ナカシマ | おいしくるメロンパン | あなたの涙を飲んで あなたの吐息を吸って あなたの言葉を噛んでいたい 綺麗な髪を数えて 歪な痣をなぞって 静かな瞳に棲んでいたい look at the sea look at the flower look at the bird 醒めないでいてね look at the sea look at the sky look at the moon 醒めないでいてね あなたの憂いに酔って あなたの重さも愛し あなたの嘘なら信じていたい いっそ嫉妬に酔って いっそ悪意も愛し 全部嘘でも信じていたい look at the sea look at the flower look at the bird 醒めないでいてね look at the sea look at the sky look at the moon 醒めないでいてね 汚れないで触らないで 死ぬまで知らずにいようよ 求めないで目を塞いで 気づかないふりでもいいよ 恐れないで変わらないで 世界に二人でいいよ 手を繋いで離さないで 醒めないでいてね あなたの髪を数えていたい 綺麗な髪を数えていたい あなたの髪を数えていたい 髪を数えていたいだけ look at the sea look at the flower look at the bird 醒めないでいてね look at the sea look at the sky look at the moon 醒めないでいてね 醒めないでいてね |