あらくれ一代

発破しかけて 風穴あける
岩を砕くにゃ 一寸刻み
あらくれ一代 トンネル野郎に
柄じゃないけど 寄せた恋
命がけです 片恋も

笛や太鼓に誘われて
月も顔だす山の上
飯場がらすの噂では
祭りの晩にあらくれの
誰があたしを落とすかと
焼酎三本賭けたそな
射的のダルマじゃあるまいし
落ちて転げてどうなるの
なんでもありの一生だけど
純な心は汚さない
おんなの操はとってある

惚れたはれたも 言えないままに
工事終われば 散りゆく花よ
あらくれ一代 はじめて見せた
男なみだを みちづれに
泣くな吠えるな虎落笛(もがりぶえ)
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