風の片想い

風の片想い 愛おしい君へ

校舎の屋上から 街を眺めてたら
建ち並んだ家の生活が見える
ほら 色とりどりの洗濯物たちが
太陽の下で物干し竿に並ぶ

気づかなかった幸せとは 今
なんでもない普通の日常
そこに大切なものがあると
知ったよ

風の片想い 天気はすぐ変わるけど
君への愛は 青空のまま
僕の片想い 季節の香りを
そっと <そっと> 頬に <頬に>
寄せるみたいに
できればさりげなく 伝えたい

スカート翻(ひるがえ)し 校庭を走ってる
君の長い髪が 鬣(たてがみ)のようだ
どうして全力で どこかへ向かうのか?
学校はこんなに 狭い世界じゃないか

もしも僕から言葉を掛けたら
この魔法 解けてしまうだろう
だから遠くから見守ってる
青春

風の片想い 天気はすぐ変わるけど
君への愛は 青空のまま

風は独り言 誰とも会話してない
耳を澄ませば 聴こえるくらい
僕の独り言 言葉に埋(う)もれて
春に <春に> なったら <なったら>
届くだろうか?
今が重なり合って 過去になる

風だけは
知っている
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