メタセコイア

夢の靄から
光るダイヤの様な
教室の窓から見える
メタセコイアも

階段 踊り場
ドレスをヒラリと
くすんだ脳から思い出す
メタセコイアも

繰り返される
言葉も
跳ね返り燻る
思いも

あなたと居れば 私は
あゝ
嘘でもいいから 愛してよ

熟れた部屋から
子供の絵画の様な
あの子の顔からも薄れる
メタセコイアも

別れ 邂逅をも
上履きでタッタッと
怯んだ臓から思い出す
メタセコイアも

間違いばかりの昼も
活かせぬ悔しさの夜も

私で居れば居るだけ
あゝ
嘘でもいいから 笑わせてよ

繰り返される
言葉も
跳ね返り燻る
思いも

あなたと居れば私は
あゝ
嘘でもいいから 愛してよ
あゝ
嘘にもできるから 愛してよ
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