離陸を待つ機内の窓からは
雨に濡れる東京が見えた

静かに灯ったシートベルトのサイン

見知らぬ街で見知らぬ雨にうたれたら
心のままに泣いたりできるかな きっと
言葉以上にさよならを語ってた あなたの表情

途切れるまで星空を眺めて
途切れ途切れ眠りに落ちた

目を覚ますたびに何かを見失う

見知らぬ空で見知らぬ音に紛れたら
濁した気持ち ならべなおせるかな きっと
意味をなくした ただの残響だと思い知るために

エンジンの唸りが耳を曇らせて
霧の森の中 座ってるみたい 誰も来ないのに
何を待つの?

異国の夜に彷徨う異邦人
どこに行こうと誰も気にはかけない

この街にはもう私の居場所などはない
折り重なった悲しみが厚い雲みたいに
冷たい雨を降らせ続けている 残響のように
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