竹千代の唄

母なきあとの 人質に
涙こらえた 安倍川原
凛々しく揺れる 前髪の
鷹は飢えても 穂をつまず
ああ 竹千代の 心意気

駿府に偲ぶ 三河路の
空を往き交う 戦雲(いくさぐも)
起たねば哀れ 滅ぶ世を
救い興すは 誰の手ぞ
ああ 竹千代の 血は燃える

葵の紋の 美少年
時代(とき)を見つめて 勇む駒
天下の治安 夢はるか
骨身砕けと 十二年
ああ 竹千代の 名にかけて
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