夜鷹

怒りに飲まれて僕らは佇んだ
背中に三日月 荒れ払った住処
あまりに綺麗で見惚れた篝火
誰もがお前の闇に気づくだろう

僕らは夜鷹 伽藍堂の空を棚引く嵐
お前が言うなら ただ願うなら全ては叶うだろう

なけなしのボロ切れを誇るには見開くしかなかった
込み上げる擦れっ枯らしの歌 目玉の奥が痛み冴え渡る

嘲り笑われ蔑み尽くされ
突き刺すことだけ覚えた獣
くたばり損ねて迎えた朝ぼらけ
亀裂の奥から光が射し込む

腐れ散ろうとも 千切れようとも
それでも堪らず春は来る
お前が眩んだら 膝をつくなら
そのときは終わらせてやるよ

僕らは夜鷹 伽藍堂の空を棚引く嵐
お前が言うなら ただ願うなら全ては叶うだろう
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