ブリキの翼

太陽も照らし損ねた僕らに
朝の光は皮肉であって
あまり風は吐きそうに温くて

聞かれもしない本当の声が溜まった部屋が
醜い顔を覚えた鏡が撫でる眠るしかない夜

倒れられないから倒れない
殺せないから殺さない
止まれないから止まらない
くだらないかもしれない

生きてく意味のようなものを
騙されるように僕ら
例えば飯が美味いこと
例えば星に憧れていたこと
ブリキの翼で飛べたことを
いつまでも覚えている
忘れたらなかったことになるの?それが怖いだけ
僕らは生きていく
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