あこがれ

一度でも火をつけたなら
二度と消さないでください

ジリジリと焦がれる様な
とっておきを見つけたなら

そう あの人のように
さよならを告げて着いた街
今や あの人はあの人
煙の様に たち消えた憧れ

誰かの嫌であろうとも
火をつけたならやめないぞ
洗い立ての服の様な
とっておきを 見つけたいよ

幸いな事に
寝床は暖かい
そんな事を絶対
忘れたくないよ

そう あの人のように
思い出しながら歩いた街
今や あの人はあの人
煙の様に たち消えて

それは宝石になって
たまに 目に染みて滲んだ
それは野焼きの季節の
懐かしい 匂い
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