ガラスの幻想曲

小指でルージュなぞった夜更け
知らない私が 鏡よぎる
あなたに影を重ねた日から
不思議な幻想(まぼろし)みるの

占いで残ったハートのクィーンが
銀の粉 振り撒き
まぶしさに目がくらむ ガラスの花園へさらう

なぜ いじめるの? なぜ 迷わすの?
光の中に隠れたあなた
「好き」と叫んで 絡めた指が
バラの小枝に変わってしまう
……とまどいの幻想曲(ファンタジー)

廊下でふれた あなたの瞳
ハートに蝶々の染みを残す
塗り絵の様な あなたの心
毎日違った 色ね

空飛ぶパラソルに励まされても
ふと涙 落ちるわ
声だけが果てしなく ガラスの花園に響く

なぜ 優しくて なぜ 冷たいの?
片想いだと 笑っていいわ
ナイフの谷に 身を投げかけた
今日の私を止めて欲しくて
……とまどいの幻想曲(ファンタジー)

なぜ いじめるの? なぜ 迷わすの?
光の中に隠れたあなた
なぜ 優しくて なぜ 冷たいの?
片想いだと 笑っていいわ……
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