やすらぎ

生まれ故郷とは似ても似つかない
この街に腰を据えて
陳列棚の一角みたいなこの部屋に
溢れる本が僕の全て

放り投げたシャーペンが今更になって
人生の鍵だと 分かる
役に立たない後悔と仲睦まじく
二人で暮らしてる

ちゃんと忘れることもできずに
何度ベッドの中で叫んだことだろう
ぶり返した熱の下げ方は
知らないまま

借りたままのやすらぎを
今夜の空に返します
空いた穴の埋め方は
この町で探します

寂しくなった心の隙間に詰まった
居心地の悪い何かを
いつまでも取れないのは僕の悪い癖
一人になれなくて

ちゃんと忘れることもできずに
何度ベッドの中で叫んだことだろう
ぶり返した熱にうなされて
眠れない

借りたままのやすらぎを
今夜の空に返します
空いた穴の埋め方は
この町で探します
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