気づかれないように

変わりゆく空見上げて
ふと沸き立つ最中
隣に目を移せば
より先に言葉放つ

置いてきぼりのこの想い
仮ものにもなれぬまま

空に触れることなく
半分に半分に
そしてまた半分に折って
そっと仕舞うのです

今日に似合う色探して
ふと巡らす最中
上も下も見えずに
より灰色へと誘う

一つひとつ色足して
後にも引けずひとしずく

つーっと流れゆくまま
そしてまた滲むのを待って
そっと眠るのです
×