春待つ僕ら

春待つ僕らは
集まれど欠く
道草したらば
雪降りぬるを

さなぎ温もり
私うずくまり
やさしく積もり
ささやくように
あなたの影に
肌身寄せあい
雪のまくらで
頬は濡れない

春待つ僕らは
あきらめ抱く
声交わしたらば
夢散りぬるを

爪弾きの中
計らいもまた
数多の人は
応えぬけれど
追い風を待ち
願い紡ぐように
船の帆を編み
声を上げる

揺蕩う僕らが
ゼロになる時
澄みゆく空には
いのちが光る
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