シャイなボーイ

街の雑踏に佇んだ
振り返る人などない
暮れの東京は世界で一番
誰でもない人になれる場所だ

独りきりこそ僕を
暖める子守唄
誰も気に留めない日々は

いわゆる変でシャイなボーイ
孤独を愛すロンリーボーイ
綺麗好きで耐え難いのだ
他人の愛とかは
いわゆる変でシャイなボーイ
世間知らずのロストボーイ
それらと決して悟られぬよう
微笑み浮かべ

消えぬ焦燥は膨らんで
ふとショーウィンドウには
映り込む僕の世界で一番
頼りの無い奴の顔が見えた

時が経つほど君を
まだ見ぬ淡い君を
連れ去ることはできないな

哀れな変でシャイなボーイ
その日暮らしのシティボーイ
綺麗好きで耐え難いのだ
他人の愛とかは
哀れな変でシャイなボーイ
食わず嫌いのグルメボーイ
天邪鬼でセンチメンタルな
批評家のふりで

なるべく愛してたいのに
繋がらないんだ点と点
「どこにも置いて行かないでよ」
言えやしないから
いわゆる変でシャイなボーイ
孤独を愛すロンリーボーイ
綺麗好きで耐え難いのだ
他人の愛とかは
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