嘘を嫌う剃刀草 地下に深く根張り
後ろめたい毎日の 罪を暴く赤い帳

明日には雨が降りそう 爪を長く伸ばし
獲物は舞う事が理想 見渡す夜の隣

嘘を疑う恋人が 回り道で連れ込む森
足音が二人 帰り道は飲み込まれ消えた一人

赤く光る舟が二艘 ふらり甘い眩暈
月夜に舞い雨の日は 花火のように消える

いつも疑う後ろには 足跡など見えはしない
月夜に誘われるように 回り道迷い込む森
波音は消える 帰り道は残された舟が揺れる

剃刀草 全ての嘘に根を伸ばし向ける刃
大切な物を守る嘘にさえ 食い込む針
病の名を言えない男 折れた足を隠す女神
誰の為に残す果実 子供を守り強がる笑顔も消える
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