旅寝の夢に瞼の母を おっ母さん!
呼んで思わず 眼が覚めりゃ
逢いたさ見たさが なお募る
顔も知らない おふくろを
想い出す時ゃ 眼をつむろ

逢いたかったぜ瞼の母を おっ母さん!
夢に夢見て きたものを
わが子と呼んでは なぜ呉れぬ
逢うたその日に 見せようと
肌でぬくめた 守り札

恨みでござんす瞼の母を おっ母さん!
この目とじれば ありありと
浮かんだ面影 なぜ消した
二度と逢うまい 顔見まい
逢わぬ昔が 懐かしい
×