| 一葉恋歌石川さゆり | 石川さゆり | 吉岡治 | 弦哲也 | 若草恵 | 闇にさえ 桜は咲いて 散らして散らない恋ごころ 慕(した)ってははげしく厭(いと)い 火のような通り魔がゆく ぼんやりと紅灯(あんどん)ながめ 文綴(ふみつづ)る 一葉―――丸山福山町 その身体 任せてくれと 露骨(ろこつ)に言い寄る人がいた 貧しさに明けくれ泣いて 身を削りこの世を生きる 塵(ちり)の中賑(にぎ)わい哀し 花街の 本郷丸山福山町 いつの日か みどりの野辺を そぞろに歩いておいでなら その袖にまつわる蝶は まだ慕(した)う化身(けしん)のわたし 微笑みもやつれて病んで 絶えだえに 一葉―――丸山福山町 |
| やねせん小唄石川さゆり | 石川さゆり | 浅木しゅん | 新井利昌 | 竜崎孝路 | 谷中銀座の 石段に 点る灯りの あたたかさ 裸の付き合い 泣き笑い 下町人情 ここにあり 根津の神社の 境内で 遠い昔に かくれんぼ あなたと噂になった日の 相合傘が 今もある エエ… 千駄木この坂 団子坂 乱歩鴎外 散歩みち 初恋実らず お互いは 違う相手と 暮らしてる 谷中千駄木 そして根津 それがやねせん 小唄です どんなに時代が変ろうと 変らぬ良さの 昔町 エエ… |
酒供養 石川さゆり | 石川さゆり | 吉岡治 | 杉本眞人 | 若草恵 | ふったふられたのって ぐちゃぐちゃ言っても切ないし ここでしょげてちゃ 日本の明日はどうなるの 飲んじゃえ 飲んじゃえ 陽気に飲んじゃえ 経験豊富が 迂闊千万 ほんにあいつは テクニシャン ふふふ ふりん ふうりん チリチリと ふふふ ふりん ふうりん 熱さすぎたら 音色侘びしい 音色侘びしい 酒供養 エーエー お通夜はつらいネ ぶったぶたれたのって 他人の不幸は蜜の味 酒場すずめの ピーチク パーチク 松竹梅 酔っちゃえ 酔っちゃえ 陽気に酔っちゃえ ふられ上手が 捲土重来 いっそ誰かと 屋形舟 ふふふ ふりん ふうりん チリチリと ふふふ ふりん ふうりん 縁があったら 朧月夜の 朧月夜の 酒供養 エーエー 美人はつらいネ ふふふ ふりん ふうりん チリチリと ふふふ ふりん ふうりん 熱さすぎたら 音色侘びしい 音色侘びしい 酒供養 エーエー 美人はつらいネ |
| あらくれ一代石川さゆり | 石川さゆり | 吉岡治 | 安藤実親 | 南郷達也 | 発破しかけて 風穴あける 岩を砕くにゃ 一寸刻み あらくれ一代 トンネル野郎に 柄じゃないけど 寄せた恋 命がけです 片恋も 笛や太鼓に誘われて 月も顔だす山の上 飯場がらすの噂では 祭りの晩にあらくれの 誰があたしを落とすかと 焼酎三本賭けたそな 射的のダルマじゃあるまいし 落ちて転げてどうなるの なんでもありの一生だけど 純な心は汚さない おんなの操はとってある 惚れたはれたも 言えないままに 工事終われば 散りゆく花よ あらくれ一代 はじめて見せた 男なみだを みちづれに 泣くな吠えるな虎落笛(もがりぶえ) |
| 凛太郎さ~ん!石川さゆり | 石川さゆり | 星野哲郎 | 市川昭介 | 竜崎孝路 | 人に求めず 誠をつくす 私の彼は そんな人 ひそかに ひそかに 憧れました 凛太郎さ~ん 凛太郎さん こっちを向くと こわーいひと とっつきにくい ところもあるが ほんとはとても やさしいの 渾名(あだな)で呼ぶのよ みんなの手前 凛太郎さ~ん 凛太郎さん 心で呼ぶの 好きなひと 不言実行(ふげんじっこう)男でござる 浮かれたそぶり できないの ひそかに ひそかに 愛しています 凛太郎さ~ん 凛太郎さん りりしい渾名 似合うひと 凛太郎さ~ん! |
| でくのぼう石川さゆり | 石川さゆり | 高田ひろお | 城賀イサム | 竜崎孝路 | でくのぼうで いいじゃないか 不器用だけど いいじゃないか 時代遅れと 云われても 笑い飛ばせば いいじゃないか いいじゃないか いいじゃないか いいじゃないか 愛想笑いで いいじゃないか 無口な人で いいじゃないか 惚れた腫れたの 艶ばなし なにもないけど いいじゃないか いいじゃないか いいじゃないか いいじゃないか でくのぼうで いいじゃないか 酒はほどほど いいじゃないか たまには屋台 いいじゃないか 酒の肴は まず干物 そんなこだわり いいじゃないか いいじゃないか いいじゃないか いいじゃないか でくのぼうで いいじゃないか ないないづくし いいじゃないか 苦労背負った 人生も 明日があるから いいじゃないか いいじゃないか いいじゃないか いいじゃないか でくのぼうで いいじゃないか いいじゃないか いいじゃないか いいじゃないか いいじゃないか いいじゃないか いいじゃないか |
| 砂の椅子石川さゆり | 石川さゆり | 田久保真見 | 千代正行 | 千代正行 | 寂れた町の 浜辺にたたずみ 砂遊びする 子供をみていた 波に さらわれて 崩れる 砂の椅子 哀しいほど青い空を 見上げて あなたを 想い出す 逢えなくなった あの日から ひたすらに愛した 私を あなたは 知らない 数えきれない 手紙を千切った 指の先から 羽ばたく海鳥 心が 重すぎて 崩れた 砂の椅子 忘れたい忘れられない どうして あなたが 消えないの 裸足のまま 歩き出せば とめどなく あふれる 涙は こんなに 熱いの 哀しいほど青い空を 見上げて あなたを 想い出す 逢えなくなった あの日から ひたすらに愛した あなたに もう一度 逢いたい |
| 涙岬石川さゆり | 石川さゆり | 星野哲郎 | 船村徹 | 蔦将包 | 髪に飾った あやめの花の 青が似合うと 言ったひと 涙岬に 来てみれば 熱い思い出 忍び寄る 秋がひとしお 身にしみる 細い私を 両手でかかえ 草の褥に 放り出す 涙岬は 霧の中 燃える心を 秘めたまま 何処を見つめる 乙女岩 しがみついても 思いを遂げる 強いおんなに なりたいの ここであなたと 切れたなら 悔いを残すわ 一生の 涙岬に 夕陽が落ちる |
| 昔美しゃ 今美しゃ石川さゆり | 石川さゆり | BEGIN | BEGIN | 千代正行 | 昔おじいがよ サバニにゆられてよ 渡るこの海の 海の美(かい)しゃよ 昔おばあがよ パインの畑をよ 歩く姿のよ 姿の美しゃよ ゆらゆらと白い波が 遠くに消えたよ おじいとおばあのよ 景色も消えたよ 昔おとうがよ 鳴らした三線(さんしん)と 唄った島唄の 唄の美しゃよ 昔おかあがよ つむいだ糸でよ 織った上布(じょうふ)のよ 上布の美しゃよ 夜が更け祭りのあとが かすかに残るよ 上布も島唄も かすかに残るよ 昔ぬ美しゃや 忘れてゆくけれど 忘んな心ぬ 心ぬ美しゃよ 昔ぬ美しゃや 今も美しゃよ 共に語らな 浮世ぬ美しゃよ 共に渡らな 浮世ぬ美しゃよ |
| 夢の海峡石川さゆり | 石川さゆり | 岡林信康 | 岡林信康 | 平野融 | 水と空が 夕陽に溶け合う 赤い海原 舟は行くよ この身をきしませ 夜のとばりを 夢を信じて ここまで来たか 夢よ 夢よ ああ お前が連れてゆく いつか明けの輝く明星 夢の海峡 エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー 引き返すにや あまりに遠くへ 来たこの舟は 行くしかない もう振り返るな 夜の海原 夢は力の 深き源 夢よ 夢よ ああ お前が連れてゆく いつか明けの輝く明星 夢の海峡 エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー 陸に置かれ 風にさらされて 朽ちゆく舟は 夢を持たぬ 命の亡骸 打ち捨てられて 夢は命の 炎を燃やし 夢よ 夢よ ああ お前が連れてゆく いつか明けの輝く明星 夢の海峡 エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー |